村田諒太、“咬ませ犬”によもや完敗… 米格付けで無念の「ミドル級10傑」陥落
GGG戦が遠のく敗戦「圧倒的な咬ませ犬だったブラントはムラタに教鞭を垂れた」
20日にボストンで行われたWBO世界王座決定戦でウォルター・カウトンドクワ(ナミビア)に判定勝ちで王者となったデメトリス・アンドラーデ(米国)が7位にアップ。前回7位だった元IBF世界王者デビッド・レミュー(カナダ)が8位に後退し、前回8位だった「Ryota Murata」の名前は10傑から名前が消えた。9位には村田に判定勝ちを収めたブラントがジャンプアップ。村田と入れ代わる形となった。
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ESPNは村田の王座陥落後、「圧倒的な咬ませ犬だったブラントはムラタに教鞭を垂れ、圧倒的な判定勝ちでミドル級正規王座を獲得した」と圧勝予想だった日本人王者の完敗を驚きとともに報じ、「ブラントはムラタと元統一王者ゲンナジー・ゴロフキンの対決の可能性も破壊した。ムラタは春に国民的ヒーローとなるための東京ドームでの対戦を交渉していた」とGGGとのメガファイトが消滅とも伝えていた。
実力者ひしめくミドル級の世界で10傑から陥落となった村田。今後の去就に注目が集まる中、もう一度、32歳の五輪金メダリストは這い上がるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)