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器が違うソン・フンミン「一度だけ許してあげて」 “卓球事件”で揉めた韓国後輩と和解の2ショット

サッカー韓国代表の主将ソン・フンミン(トッテナム)が、自らの右手指負傷の原因となったイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)を許すようファンに“お願い”した。アジアカップの準決勝前夜に2人の間でいさかいがあり、韓国内で批判が殺到しているイ・ガンインがロンドンを訪れ直接謝罪。これに対しソン・フンミンは自身のインスタグラムに和解のツーショット写真を掲載し「一度だけ許してあげてほしい」とメッセージを発した。

ソン・フンミン【写真:ロイター】
ソン・フンミン【写真:ロイター】

イ・ガンインがロンドンでソン・フンミンに直接謝罪

 サッカー韓国代表の主将ソン・フンミン(トッテナム)が、自らの右手指負傷の原因となったイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)を許すようファンに“お願い”した。アジアカップの準決勝前夜に2人の間でいさかいがあり、韓国内で批判が殺到しているイ・ガンインがロンドンを訪れ直接謝罪。これに対しソン・フンミンは自身のインスタグラムに和解のツーショット写真を掲載し「一度だけ許してあげてほしい」とメッセージを発した。

 韓国代表はアジアカップ準決勝で敗れたが、その前夜に“チーム崩壊”と言える事件が発生したことが大会後の報道で明らかになっている。夕食会場で、食事を終えたイ・ガンインが卓球をしようと席を先に離れようとしたのをソン・フンミンがとがめた。このいさかいでソン・フンミンは右手指を負傷。ユルゲン・クリンスマン監督の解任は、この事件を収められなかったことで統率力不足と判断されたことも一因とされている。

 ソン・フンミンは自身のインスタグラムに「きょうは少し重く、難しい話をすることにします」と始まるメッセージを掲載。「(イ・ガンインが)心から反省し、私をはじめとした代表チームの選手皆に対して謝罪を行いました」と、ロンドンでの謝罪を受け入れたと明らかにした。

 続けて「私も若いころは、失敗をたくさんして良くない姿を見せてしまったこともありますが、そのたびにいい先輩たちから助言と教えを頂いて、今のこの立場に立つことができています」「ガンインがこのような間違った行動を再びしないように、私たちが代表チームの先輩として、ガンインがもっといい人間、いい選手に成長できるように横で特別に見守っていきます」と、主将の立場から後輩の成長を促したいとしている。

 さらに、自らの行動を振り返り「私も、自身の行動についてよくやったとは思っておらず、十分に叱責を受ける行動だったと考えています。しかし私はチームのために、そんな嫌われる行動もしなければならない立場です。もう一度同じような状況になっても、私はチームのために行動します」としている。

 また、先輩に手を上げたとして韓国社会からイ・ガンインが厳しい批判を受けていることについて「事件のあと、ガンインはとてもつらい時間を送っています。一度だけ許してあげてください。代表チーム主将からの是非のお願いです」と、ファンにも“許し”を求めた。

 最後に「サッカーが多くの人から愛されているにもかかわらず、こんな問題を引き起こしていることを心から申し訳ないと思い、今後我々韓国代表チームはこれを契機にさらに成長できるチームになれるよう努力していきます」「最後に今一度、代表チーム主将として心からお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を続けている。

(THE ANSWER編集部)



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