井端監督が23歳絶賛「プロで何年もレギュラー張る選手より上手いんじゃ…」 打率.500の絶好調男
アジアプロ野球チャンピオンシップ第3日が18日に東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」がオーストラリアに10-0で8回コールド勝ちを収めた。無傷の3連勝で1位通過。19日の決勝(18時開始)では、韓国と対戦する。井端弘和監督は、今大会の打率.500(12-6)を誇る小園海斗内野手(広島)を絶賛。「特にランナーを置いたバッティングは、プロで何年もレギュラー張っている選手より上手いんじゃないか」と称えた。
カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
アジアプロ野球チャンピオンシップ第3日が18日に東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」がオーストラリアに10-0で8回コールド勝ちを収めた。無傷の3連勝で1位通過。19日の決勝(18時開始)では、韓国と対戦する。井端弘和監督は、今大会の打率.500(12-6)を誇る小園海斗内野手(広島)を絶賛。「特にランナーを置いたバッティングは、プロで何年もレギュラー張っている選手より上手いんじゃないか」と称えた。
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大勝のオーストラリア戦。「3番・遊撃」で出場の小園が侍ナインを勢いづけた。初回無死一、二塁の場面。高め145キロの速球を中前にはじき返し、先制点を叩き出した。3回1死一塁の第2打席では、138キロのチェンジアップを右前に運んでチャンス拡大。4回は押し出し四球を選び、この日は4打数2安打2打点。3試合で通算打率.500のハイアベレージだ。
試合後の会見で井端監督は「どこの打順でも、特にランナー置いたバッティングはプロ野球で何年をレギュラーを張っている選手より上手いんじゃないかと思っている」と打撃技術を絶賛。どの打順でも対応できる強みがあるとして「困ったときにそこに置けばいい選手」とも表現した。
小園は万波、藤原、森下らと同じ2000年度生まれの23歳。今季は80試合出場で、前年の127試合から数字を下げたものの、打率.286。得点圏に限っては打率.352と勝負強さが際立った。「いいところで打たせてもらっていますし、感謝しかない。(打順は)どこでもできる準備はしてきた」と胸を張った。
19日の韓国戦に勝利すれば大会2連覇。小園には攻守に期待がかかる。「ここで負けると意味がない。全員で勝って終われたらと思います」。3月のWBC優勝で始まった日本の野球界。最後も優勝で締めくくる。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)