サニブラウン、橋岡優輝が250人の小中学生と交流 熊本で一緒に走り伝えた陸上競技の楽しさ
イベントで学んだことを今後の競技に生かしたいとの声も
続く第2部でも、小学5年生から中学生を対象に同様のプログラムが行われたが、陸上競技のみならず、野球やサッカーなど他の競技に取り組んでいると思われる子供の姿も。
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地元の陸上クラブの仲間たちと参加した松田栞奈さん、溝口結愛さんの2人(いずれも中学3年生)は、学校ではそれぞれバドミントン部、サッカー部に所属していたそうだが、前述の「足が速くなる運動教室」で取り組んだことは、「今までやったことのない動きだったけど、バドミントンでも体幹は大切なので、高校に進学してから続けた場合でも効果がありそう」(松田さん)、「冬にある駅伝の大会に生かしたい」(溝口さん)と、今後のスポーツ活動につなげる意欲を口にしていた。
子供たちの50メートル走の後は、人気キャラクターのくまモンが登場し、サニブラウンと一騎打ちすることに。勢いあまって途中で転倒し参加者を沸かせるひと幕もあったが、立ち上がって最後まで走り切り、先にゴールしていたサニブラウンに迎えられてハグを交わした。
続いて行われたトークショーは、子供たちからの質問に両選手が答えるQ&A形式で進行。陸上を始めたきっかけや好きな食べ物、小学生の頃の100メートルのタイムがどれくらいだったか、陸上の他に得意なスポーツは何かなど、小中学生らしい素朴な質問もあったが、トークが進むにつれて「レースの時に意識すること」「どんな練習をどれくらいしているか」「適度に緊張するためにはどうしたら良いか」といった具体的な質問も。
これに対し、「スタートが遅れたりして焦るとガチガチになってしまうので、焦らないことが大切。自分も子供の頃は練習が嫌いだったけど、楽しく、笑顔で走れば緊張しない」(サニブラウン)、「練習はウォーミングアップやクールダウンも含めて2~3時間」(橋岡)とアドバイスが送られた。