中国メディアも絶賛したバスケ日本の躍進ぶり 特徴は「極限での逆転」「速さ」「攻撃に転じた際…」
ホーバス監督の手腕も絶賛「鮮明なスタイル持ったチーム」
もう一つ挙げられた特徴は「攻撃へ転じた際の3ポイントシュート」「日本チームの攻撃の強大な武器だ」と指摘。カーボベルデ戦でも火を噴いた攻撃力を称えた。「他のアジアチームが互いに近接した白兵戦で守りに入っている中、日本チームは打って出て相手と競り合い、更に驚くべきことに本当に競り勝った」と驚きも記されていた。
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記事では「日本男子チームのスタイルの変化を探ると、そこには常に日本女子チームのスタイルが垣間見える」とも分析。2021年の東京五輪で日本女子を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督の存在が大きかったとし「ホーバスは女子チームと同じ方法で男子チームを造り上げた。彼がチームに植え付けた第一の考え方、それは『自分を信じること』だった」と注目した。
「日本で20年以上生活してきたホーバス監督は、日本の選手にとって心理的な問題は技術的な差異や身体的な差異より更に大きいと考えていた」
ホーバス監督の指導力を称賛する同メディアは「全体として実力に劣るアジアにおいて、日本の男子バスケチームは最も鮮明なスタイルを持ったチームであり、スリーポイントシュートを前面に押し出したスタイルでパリ五輪出場資格を手中にした」とまとめた。
「振り返るに、1992年にバルセロナ五輪への出場の可能性がなくなったとき、『スラムダンク』の作者井上雄彦は『アジアの王者中国バスケットボールチームと日本との間には大きな差がある』と書いている。ところが現在、中国男子チームは世界のバスケットボール界で最も特徴のないチームの一つとなった」などとも嘆いている。
(THE ANSWER編集部)