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大谷翔平は「60本打つ」 偉業の鍵は球宴直後のHR量産、米専門局「昨季ジャッジは11試合で10本」

前半戦の「2.84試合に1本」から「2.53試合に1本」にペースアップ必要

 MLBの歴史の中で、60本塁打到達は9度だけという偉業。アクシサ記者は「オオタニは今年、91試合で32本塁打を放った。最近で60本塁打を放った数名の打者の91試合を終えた後の結果は次の通りだ」として、最近60本塁打を放った選手の推移を記した。


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アーロン・ジャッジ(2023年、ヤンキース) 34本→62本
バリー・ボンズ(2001年、ジャイアンツ) 42本→73本
サミー・ソーサ(2001年、カブス) 30本→64本
マーク・マグワイア(1999年、カージナルス) 33本→65本
サミー・ソーサ(1999年、カブス) 34本→63本

※左が91試合終えた時点での本塁打数、右が最終的な本塁打数

 記事では「これらのほとんどは、60本塁打を追いかける中、後半戦の早い段階で怪物的なホームランの嵐を放っていた。例えばジャッジの場合、昨シーズン、オールスターブレイク後の最初の11試合で10本塁打を放った」とし、後半戦の“スタートダッシュ”があったことを指摘。その上で「60本塁打を達成するには、オオタニはエンゼルスの残りの71試合で28本塁打、つまりチームの2.53試合につき1本を打たなければならない」と必要なペースを説明し、こう続けた。

「2か月以上続けるにはかなりのペースだ。今年も好調のオオタニだが、ここまでは“たった”2.84試合に平均1本だけだ。彼が60本塁打を達成するには、すでに素晴らしいペースをさらに超える必要があり、それがこの予測が大胆である理由だ。60本塁打は大変だ、大きな数字だ。歴史上9回しか起きていないのには理由があるんだ」

 それでもアクシサ記者は「オオタニは60本塁打を打つ。私が(予想)一番乗りだ」と改めて“宣言”。ここまで多くの歴史的記録を築いてきた大谷にかかる期待は大きい。

(THE ANSWER編集部)


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