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日本の躍進期待大 桃田はV候補、奥原は連覇へ バドミントン世界選手権の見所は?

女子複は選手層強力、混合複はサプライズの再来期待

 男子ダブルスは、日本から4組が出場する。昨年にスコットランドのグラスゴーで行われた前回大会で銅メダルを獲得した園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が第5シード。昨年9月のジャパンオープンで準優勝した井上拓斗、金子祐樹組(日本ユニシス)も第7シードで上位を狙う力を持つ。ほかに、遠藤大由、渡辺勇大組(日本ユニシス)、保木卓朗、小林優吾組(トナミ運輸)も上位進出を狙う。

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 女子ダブルスは、日本が最も厚い選手層を誇る種目だ。前回大会で銀メダルを獲得した福島由紀、廣田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が第2シード、リオデジャネイロ五輪の金メダリストである高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が第3シード、米元小春、田中志穂組(北都銀行)が第4シードで、いずれもメダル候補。4番手の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)も力をつけており、第11シードから上位をうかがう。

 混合ダブルスには、日本から2組が出場。渡辺勇大、東野有紗組(日本ユニシス)は、4月に歴史があって格付けの高い全英オープンで優勝する快挙を果たし、ファンを驚かせた。シーズン序盤のビッグタイトルとして知られる全英オープンは、世界大会(グレード1)に次ぐグレード2の中でも2番目に位置するスーパー1000。ワールドツアーの中では最高峰だ。第16シードで勝ち上がりは楽ではないが、サプライズの再来が期待される。ほかに、小林優吾、松友美佐紀組(トナミ運輸/日本ユニシス)が出場する。

 圧倒的な選手層を誇る開催国・中国で、強さを増した日本勢の強さを見せられるか、注目だ。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)


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