エディーHC熱弁「カガワにボールを集めろ」 “奇跡の男”がサッカー代表に贈る言葉
ベテラン勢に求める奮起「この一戦が日本代表最後になるという気持ちで臨んで」
「本当にワクワクするようなチャンス。日本のメンバーを見ていても、何人かは最後のワールドカップになるだろう。この一戦が日本代表選手として最後になるという気持ちで臨んでほしい」
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最年長のGK川島永嗣、MF本田圭佑、FW岡崎慎司ら30代は7人いる。負ければ、その瞬間に最後のW杯となる可能性もある。その覚悟を持って、ピッチに魂を注ぐことを求めた。「全力を出す。そのような情熱を持って試合に臨めば、十分なスキルはあるので、勝つチャンスはある」と16強も突破できると熱いエールを送っていた。
前日にHCを務めるイングランドから来日し、この日は「もっとドキドキしよう、ニッポン。GROWING教室 by スポーツくじ(toto・BIG)」と題し、沖縄県内の高校生約50人を対象としたラグビー教室を開催。11年W杯当時の主将・菊谷崇氏とともに約1時間半、基本練習から試合形式まで熱血指導を行った。現役のイングランド代表HCが日本の高校生を教える夢のような時間となった。
「日本には優しくしてもらってきた。恩返しがしたかった。特に高校生を教えるのが好きだ。始めは静かで恥ずかしがっていたけど、どんどん成長してくれた。素晴らしかった。すごくタフでコンタクトのある選手たち。沖縄はいいところだ。『リタイアしたら沖縄がいいね』と妻に言ったら、笑っていたよ」
11月にイングランド代表HCとして“古巣”の日本代表と親善試合を行う。指揮官は「6月の日本の試合を観た。ジェイミー・ジョセフHCはいいコーチングをしているし、チームも上達している。若い選手もいい選手がいる。日本らしいプレースタイルができている。タフな試合になると思う」と表情を引き締めた。
最後まで“愛”を込め、語りつくしたジョーンズ氏。名将の心は、今も日本とともにある。
(THE ANSWER編集部)