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大谷翔平、8勝&決勝打に敵将もお手上げ「粘ったらカーブが落ちてくる…手に負えない」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回2安打1失点、10奪三振の好投で8勝目をマークし、打っても5回に決勝の2点タイムリーを放った。5-2でチームは連敗を4でストップ。大谷に投打でやられた敵将のドン・マッティングリー監督は「手に負えなかったね。打者は彼と対峙したら多くのことに悩まさせる」と脱帽している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

マーリンズ戦で10奪三振の力投

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回2安打1失点、10奪三振の好投で8勝目をマークし、打っても5回に決勝の2点タイムリーを放った。5-2でチームは連敗を4でストップ。大谷に投打でやられた敵将のドン・マッティングリー監督は「手に負えなかったね。打者は彼と対峙したら多くのことに悩まさせる」と脱帽している。

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 マイアミの地で、大谷が投打に輝いた。1-1の同点で迎えた5回2死満塁。相手左腕ロジャーズが投じた外角高めの97マイル(約156.1キロ)を逆方向へ。広く開いた三遊間を破る2点適時打を放ち、これが決勝点となった。投げても初回に失策絡みで1点を失うも、100マイルを超える速球にスプリット、スライダー、カーブと自在に投げ分けて相手を翻弄。3試合連続の2ケタ奪三振をマークした。

 これで今季8勝目。投打の活躍でまたもチームの連敗を止めた。試合後、米フロリダ州マイアミ地元局「バリー・スポーツ・フロリダ」公式ツイッターは、マーリンズ・マッティングリー監督のコメントを動画で伝えた。

「生で彼(大谷)の投球を見たのは初めてだったけど、非常に感銘を受けた。サンディー(アルカンタラ)に似たところがある。多彩な投球ができる。良く落ちるスプリットも持っていて、速球も良い位置に行っていた。いくつかの異なる変化球も投げていた。慌てる様子も全くなかった。冷静に投げていたよね。とても感銘を受けた」

 試合後にこう絶賛しているマッティングリー監督。この試合で有効だったカーブについても問われ「(カーブだけでなく)いくつもの変化球を投げていた。スライダーに、スプリットも良く落ちていた。速球の球速もあった。スライダーは異なる変化をさせていた。それでカーブは決め球として使っていた感じだった。スライダーに粘って、速球に粘ったら、カーブが落ちてくるんだ。手に負えなかったね。打者は彼と対峙したら多くのことに悩まされる。対応が難しい選手だよ」とお手上げの様子だった。

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