大谷翔平が1試合2本塁打

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、敵地レンジャーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、2本塁打を含む5打数2安打3打点と完全復活を印象付けた。2本目を放った瞬間の画像を米記者が公開。被弾したコルビー・アラードの反応に対し、「なんというリアクションだ！」と脚光を浴びせた。

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　右翼手は数歩動いて追うのを諦めた。3-6の5回1死一塁。大谷は高めの球を強振すると、打球は右翼席の後方に着弾した。打った瞬間に本塁打とわかる一発。相手左腕アラードも一瞬にして状況を理解したのか、すぐにかがみ込んで打球を見送った。大谷は試合前まで渡米後ワーストの30打席ノーアーチ。初回先頭打席で初球を右中間に放り込み、1戦2発の暴れぶりだった。

　インパクト直後に見せた相手投手のリアクションに、MLB公式サイトのマット・モーガン記者が注目。画像付きでツイッターに「オオタニの弾丸に対して、投手はなんというリアクションをしているんだ！」と記した。MLB公式ツイッターも2本目の動画を公開。米ファンから「オーマイガー」「やってくれたね！」「史上最高の背番号42」「やってくれたね！」「また打った」などと興奮した様子の声が相次いだ。

　MLB公式サイトによると、2本目は飛距離415フィート（約126.5メートル）、打球速度108.1マイル（約174キロ）だった。この日はMLB初の黒人選手ジャッキー・ロビンソンの功績を称え、大谷を含む全選手が背番号42で出場した。エンゼルスは9-6で勝利を収めた。