強心臓の18歳鍵山優真、実は「死ぬほど緊張する」大会は? 「五輪は楽に滑れました」
フィギュアスケートの平昌五輪銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)。強心臓に見える18歳だが、実は「死ぬほど緊張する」大会があるという。日本スケート連盟のインタビューで明かしている。
日本スケート連盟のインタビューで「緊張されないように見えますが」と質問
フィギュアスケートの北京五輪銀メダリストの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)。強心臓に見える18歳だが、実は「死ぬほど緊張する」大会があるという。日本スケート連盟のインタビューで明かしている。
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北京五輪では初の大舞台を楽しむかのような演技を見せた鍵山。団体戦では銅メダル獲得に貢献し、個人戦でも宇野昌磨、羽生結弦らを上回り、ネイサン・チェン(米国)に次ぐ銀メダルを獲得していた。
まもなく開幕する世界選手権に向けた日本スケート連盟公式ツイッターのインタビューに登場した鍵山は「普段試合ではあんまり緊張されないように見えますが」と質問を受けた。
「ほとんど緊張してますよ」と笑顔で答え、さらに「緊張は全部しているんですけど、表情に出るほど緊張する試合とそうでもない試合がある」という。緊張するのは年末の日本一決戦だ。
「全日本選手権は毎回毎回、死ぬほど緊張するんですけど。だいたい年明けの試合って全日本で決まることが多いじゃないですか。なので全てが関わってくる試合が、原点というか予選は全日本になってくるので毎回毎回緊張しています」
だからだろう。北京五輪については「全日本がめちゃくちゃ緊張するから、逆にオリンピックとかは全日本のことを思い出すと、そこまで緊張しないなと」とサラリと言った。
「今シーズンはさいたまスーパーアリーナで本当にお客さんがたくさん入っている状況であそこまでの演技ができたので、オリンピックはお客さんが入っていなかったので『これは全日本より緊張しないぞ』と思って、楽に滑れました」
チェン、羽生らが不在の世界選手権では優勝の可能性も十分。ド緊張の全日本を乗り越え、北京五輪を経験した今、鍵山は存分にその舞台を楽しみ、自分の演技をするだけだ。
(THE ANSWER編集部)