平野歩夢、USオープン優勝に豪州の名手が絶賛 「最も完璧なスノーボーダー」
ホワイトは不在も、スノーボード界の主役の座に
これまでは五輪優勝3度のカリスマ・ホワイトが王座に君臨してきたスノーボード界。だがジェームズは状況は変わりつつあると分析している。
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「間違いなくここ10年間、ショーンが集団の先頭にいた。自分たちがここまで成長したことで、自分も他の多くのライダーもワクワクしているんだよ。今やみんなの競技なんだ」
一方で平野は「ここではこれまで2位と3位に終わっていた。自分にとって唯一欠けていたものだった。この場所は自分にとって、2番目のホームのように感じています」と語ったという。
そして、ホワイトの“後継者”としてスノーボード界を牽引する意思ものぞかせている。
「大会を通じて、国際的にも注目される人間が必要だと思う。そして、若い世代がそれを目標としている。自分も年長者を見て育ってきた1人。彼らのようになりたいと、感じさせる存在になりたい。だからこそ自分は、日本ではなくて米国で練習を始めたのです」
今大会はホワイトが不在だった。絶対王者との再戦にも注目が集まるが、ライバルも賞賛する「AYUMU HIRANO」の時代が到来したのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)