MLB公式サイトが報道、米記者は続々ツイート

　プロ野球・広島の鈴木誠也外野手が今オフにメジャー移籍するためにポスティングシステムを利用することが予想されると、MLB公式サイトが伝えた。米記者は「セイヤ・スズキは本物だ」と早くも期待を寄せている。

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　今季、鈴木はリーグ3位の38本塁打、同4位の88打点を挙げ、首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得した。MLB公式サイトの報道を受け、米記者はツイッターで反応。米スポーツメディア「SBネーション」のドジャース専門サイト「トゥルー・ブルー・LA」のブレイク・ハリス記者はこうつづっている。

「セイヤ・スズキは本物だ。ドジャースが興味を示すかどうかは分からないけれど、彼はまだ27歳でロナルド・アクーニャJr.と比較されている」

　MLB公式サイトは2018年に新人王を獲得し、19年に8年総額1億ドル（約113億円）で契約した23歳のスター選手を引き合いに鈴木を紹介しているため、同記者も言及している。また、米バージニア州地元局「WRIC-TV」のレポーター、カーク・ナウロツキー氏も「11月の何でもない木曜日。どのチームがセイヤ・スズキと契約するのか考えている。これが私の生活」と興味を示しているようだ。

　米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」のイーサン・ブドフスキー記者も「マーリンズがセイヤ・スズキに興味あるかどうかは分からないけど、資金力のあるチームを含めていくつかのチームが興味を持っていることは知っている。だから、マーリンズにはあまり契約のチャンスはないだろうね」とつづった。正式な発表ではないものの、早くも関心事となった米記者たち。東京五輪の金メダル獲得にも貢献した侍ジャパンの4番が注目を浴びている。