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19歳笹生優花、涙で伝えた”英語インタビュー”に米記者称賛「素晴らしく表現豊かな英語」

女子ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンは6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州のオリンピック・クラブ(6457ヤード、パー71)で最終日が行われた。1打差2位から出た笹生優花(ICTSI)は73で回り、通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗(アビームコンサルティング)とのプレーオフを制した。大会史上最年少で栄冠を勝ち取った19歳はホールアウト後は涙を流しながら英語でインタビューに応じたが、米記者からは「素晴らしい」「アメージング」などと称賛の声が上がっている。

大会史上最年少で栄冠を勝ち取った笹生優花【写真:AP】
大会史上最年少で栄冠を勝ち取った笹生優花【写真:AP】

英語で伝えた感謝に米記者「勇気のある選手たちに限りない敬意を」

 女子ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンは6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州のオリンピック・クラブ(6457ヤード、パー71)で最終日が行われた。1打差2位から出た笹生優花(ICTSI)は73で回り、通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗(アビームコンサルティング)とのプレーオフを制した。大会史上最年少で栄冠を勝ち取った19歳はホールアウト後は涙を流しながら英語でインタビューに応じたが、米記者からは「素晴らしい」「アメージング」などと称賛の声が上がっている。


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 思わず感極まった。コース上での優勝者インタビューに答える笹生。「最初に、家族に感謝したいです。家族無しではここまで来られませんでした」と英語でコメントすると、一気に感情が溢れた。言葉を繋ごうとするが出てこない。目頭を押さえ、懸命に涙を堪えようとした。

 周囲から拍手も起こる中、「ごめんなさい、上手じゃなくて。私を支援してくれた全てのスポンサーに感謝しています。そして、フィリピンと日本にいる友人とファンの皆さんに感謝しています。前進し続けます」と涙しながら言葉を繋いでいった。

 周囲のサポートへの感謝を伝えた、英語での心のこもったメッセージにSNS上の米記者も反応している。米専門誌「ゴルフダイジェスト」のダニエル・ラパポート記者は「母国語ではない言語でのインタビューをする勇気のある選手たちに限りない敬意を。感情が溢れだし、様々なことが頭を駆け巡る中で、通訳の後ろで隠れるのは簡単だ。素晴らしいパフォーマンスだった」と称賛を記している。

 米スポーツ専門局「ESPN」のキャスター、ジョン・ブッチグロス氏も「『ごめんなさい、上手じゃなくて』とユウカが言ったことに心打たれた。彼女はアメージング。フィリピンと日本で育った19歳。素晴らしく、表現豊かな英語。正直で純粋。私の新たなお気に入りの選手だ」とつづり、笹生のインタビューに心奪われているようだ。

(THE ANSWER編集部)




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