世界選手権SPで2位発進、ファン「グッジョブ」

　フィギュアスケートの世界選手権が24日、スウェーデン・ストックホルムで開幕。女子シングルのショートプログラム（SP）では紀平梨花（トヨタ自動車）が79.08点で2位につけた。見事に着氷した3回転アクセルの動画を国際スケート連盟（ISU）が公開。海外ファンからは「ゴールドに値する演技だった」などと興奮の声が寄せられている。

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　紀平が最終滑走で大技を決めた。国際大会の出場は約1年1か月ぶりだったが、冒頭のジャンプで勢いに乗る。ゆったりと助走を取ると、思いきりのいい踏み切りで跳び上がった。着氷に乱れなく、3回転アクセルを見事成功。この後のジャンプも全て決め、大きなミスなく演技を完遂した。

　3回転アクセルの実際の動画を、ISU公式ツイッターが動画で公開。文面では「リカ・キヒラが3回転アクセルや他のジャンプもバッチリ成功させて、世界選手権のSPで2位になった」と紹介している。

　海外ファンからは「グッジョブ」「ゴールドに値する演技だった」「おめでとう！」「クール」「もっと得点あってもおかしくない」「1位でしょ」「あなたの3回転アクセルが大好き！」「本当の勝者」などと反響が書き込まれている。首位アンナ・シェルバコワ（ロシア連盟）を1.92点差で追う紀平。日本時間27日のフリーで自身初の世界女王を狙う。