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ロシア杯準Vの12歳ジリナ、大会直前にコロナ感染していた コーチ「君は偉い子だ!!」

フィギュアスケートのロシア杯第4戦は12日まで行われ、ジュニア女子は13歳のソフィア・アカチエワが合計231.44点で優勝したが、4回転トウループを決めるなどして合計197.45点で2位に入った12歳ベロニカ・ジリナが大会直前に新型コロナウイルスに感染していたと告白したという。ロシアメディア「sports.ru」が報じている。

ロシア杯ジュニア女子で2位に入ったベロニカ・ジリナ(左)(画像はプルシェンコアカデミー公式インスタグラムより)
ロシア杯ジュニア女子で2位に入ったベロニカ・ジリナ(左)(画像はプルシェンコアカデミー公式インスタグラムより)

2週間滑れず1週間前に練習再開、プルシェンコ氏「君はコロナに打ち勝った!」

 フィギュアスケートのロシア杯第4戦は12日まで行われ、ジュニア女子は13歳のソフィア・アカチエワが合計231.44点で優勝したが、4回転トウループを決めるなどして合計197.45点で2位に入った12歳ベロニカ・ジリナが大会直前に新型コロナウイルスに感染していたと告白したという。ロシアメディア「sports.ru」が報じている。


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 記事では大会後にロシアフィギュアスケート連盟公式サイトのインタビューに答えたジリナのコメントを紹介。4回転トウループを決めるなどして奮闘した大会について「大会前に新型コロナウイルスに感染し、2週間滑れませんでした。病気が治った後は大会まで1週間しかなく、その中で私は準備しました。自分の滑りにはだいたい満足しています」と振り返ったという。

 大会前に感染し、2週間も氷の上から離れたジリナ。しかも練習再開したのは大会1週間前だったにもかかわらず、そのまま出場したという。さらに、モスクワで行われるロシア杯第5戦について「ショートプログラム(SP)はステップの部分でより良く滑ろうと努めます。3回転アクセルをSPに入れるかはよく考えます。フリーではトウループを2本跳び、後半部分をクリーンに滑れるように努めます」と意欲を語ったという。

 指導するエフゲニー・プルシェンコ氏もインスタグラムで称賛。「君は偉い子だ!! 12歳の少女がそのような強い意志をもっていることを誇りに思います! 戦士です!! 試合の直前に君は新型コロナウイルスに打ち勝った! それだけ長く滑っていないにもかかわらず、君は大会を欠場せずに、さらに銀メダルを獲得した――これはとても価値のあることです! とても偉い!! もっと一緒に頑張ろう、チャンピオン!」と記した。

 ロシアのファンからもコメント欄で「単純に言葉がありません! ブラボー!!」「すごい! 偉いです!! 演技を見るのがうれしい」「プログラムがとても美しい!」などと喝采が送れられていた。負けてなお、非凡なポテンシャルを発揮した12歳のジリナ。優勝したアカチエワとともに今後がますます楽しみになる逸材だ。

(THE ANSWER編集部)




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