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渋野日向子、22歳誕生日に好プレー パット復調に喜び「今夜はブリの照り焼き(笑)」

女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディス最終日は15日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)にて無観客で行われた。この日22歳の誕生日を迎えた渋野日向子(サントリー)は、5バーディー、2ボギーの69で回って通算4アンダー。42位からホールアウト時点で暫定24位とした。

渋野日向子【写真:Getty Images】
渋野日向子【写真:Getty Images】

伊藤園レディス最終日、22歳誕生日の渋野日向子は4アンダー

 女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディス最終日は15日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)にて無観客で行われた。この日22歳の誕生日を迎えた渋野日向子(サントリー)は、5バーディー、2ボギーの69で回って通算4アンダー。42位からホールアウト時点で暫定24位とした。


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 渋野は出だしの10番でバーディー発進すると、11番でボギー。15番で1つ取り返した。後半は3、7、8番でバーディーとしたが、最終9番でボギー。4アンダーで終え、オンライン会見では「今日は本当にショットも凄くよかったし、パットに関してはここ最近では一番いいストロークができていたかな。特に不安もなく回れた。最後のボギーは悔しいけど、それ以外を見ると総合的によかった」と語り、こう続けた。

「昨日は凄い悔しい一日だった。でも、予選通過で気分がプレッシャーから(解放されて)ちょっと楽になった。予選落ちもしていたというプレッシャーがなくなって凄いいい感情。22歳初日に新たな気持ちで臨むことができました。ラウンド前はとにかく楽しくできたらいいなと思っていた。やっぱり楽しくなるにはスコアがよくないとダメ。できるだけ平常心を保ちながら、昨日は一打に一喜一憂してしまったので、そこをなるべく出さないようにと気を付けていました」

 今季の国内ツアーは6月の開幕戦、海外ツアー転戦を経た2週前の国内復帰戦でも予選落ちを喫したが、3戦目で初の予選通過。右足裏に痛みがある中で回り切り、この日の感触についてはこう明かした。

「ショットに関しては足がちょっと痛みがあるので、自分の中でいいスイングをしようとしたら痛みが増す状態。昨日はそれを気にして上半身で力強くいってミスをした。上半身と下半身のバランスを考えてやったらよかった。そこは自分で感心するなと。パットもストロークのリズムがよかった。落ち着いて打てたと思う。一日でどうして直ったのかわからない(笑)。自分でもビックリではありますね」

 誕生日で関係者、選手からたくさんの祝福を受けた。起床時にはSNSにコメントが殺到。「誕生日だからといって特別感はないけど、新しい年を迎えたことで心の中でも整理がついた。切り替えができたのはあるかもしれないです」と笑顔。「来年23歳を迎える時に『22歳はいい経験ができた』と言えたり、節目の年にできたらいいかなと。それの一番大きなことは米ツアーへの挑戦。そこで結果を出すために、この22歳の一年間は本当に頑張っていくしかない」と力を込めた。

 この日は実家の岡山に帰省予定。「家族と楽しくいろいろ喋りながら過ごしたいと思います。何が食べたいか聞かれたので、ブリの照り焼きって答えました(笑)。帰った初日はいつもそれなので、安定のそれでってお願いしました(笑)」と明かした。次戦は、昨年優勝した大王製紙エリエールレディス。「日本では初めてのディフェンディングの試合。日本ツアーの残り2試合の目標は、今日いい感じで回れたのでこの良さを忘れず、しっかり2試合で8日間戦いたい」と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)




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