26歳誕生日当日にラームが恒例の水切りでホールインワン達成

　米男子ゴルフの海外メジャー、マスターズが12日開幕する。10日（日本時間11日）の練習日には各国のトップゴルファーは恒例の水切りショットを披露しているが、世界ランク2位のジョン・ラーム（米国）がとんでもないショットを放った。水面を這うような水切りショットでなんとホールインワンを達成。26歳の誕生日を迎えたばかりの元世界No.1の奇跡の一打をマスターズの公式ツイッターが公開。わずか6時間で1500万再生と大反響を集めている。

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　ラームが本番前に衝撃のショットで魅せた。恒例の水切りショットの舞台は16番池越えのパー3。池のふちギリギリで構えたラームが振り下ろしたアイアンから放たれたショットは低い弾道で水面で1度、2度、3度……バウンドし水切りに成功。グリーンオンを果たすと、ここからだ。

　勢いよく転がったボールはフックラインで大きな弧を描きながらピンへと向かう。傾斜で方向を急に変えるとカップへと寄っていく。もしやこれは……。完全にラインに乗ったボールがカップに消えた。ホールインワンだ。快挙を見届けたラームは両手を掲げ、さらにキャディーとハイタッチ。歓喜に浸っていた。

　マスターズが公式ツイッターで公開していた動画を、PGAツアー公式ツイッターがリポスト。「屈指のクレイジーなホールインワン　ジョン・ラームは自身の誕生日にエースを決めた」とつづり投稿すると、米ファンを仰天させている。

「ボールが真っ直ぐ動いている」
「これは過去最高のショットだ」
「ファンタスティックなホールインワン」
「信じられない」
「これは馬鹿げている」
「現実離れしている」
「こんなの不可能だろ」
「エゲツない」

　動画は公開から6時間で1500万再生を超える大反響。最高の誕生日となったラームはこの勢いのまま本番に臨む。