7回1失点の好投をロス監督が評価「またも素晴らしいスタート」

　米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が5日（日本時間6日）、ロイヤルズ戦に今季3度目の先発。7回5安打1失点の好投で2勝目を挙げた。安定感ある投球に指揮官も「最後の2回の終わらせ方がとても良かった。本当に速い球を投げていた」と絶賛している。米メディアが伝えている。

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　ダルビッシュは3回無死一、三塁から併殺の間に1点を失うも、その後は得点を与えず。6回には無死二塁、1死三塁のピンチを背負ったが、7回は3者凡退としてマウンドを降りた。与四球1、4奪三振。最速は97.5マイル（約156.9キロ）だった。

　6回2安打無失点だった前回登板に続く好投を、指揮官も称えている。米地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は「カブスがユウ・ダルビッシュの7回投球でロイヤルズに勝利して6連勝」と見出しを打って記事を掲載。カブスのデビッド・ロス監督のコメントを伝えている。

　記事によると、ロス監督はダルビッシュの投球について「またも素晴らしいスタートだった」とコメント。「彼は投球を上手く交ぜ合わせた。非常に優れた投球があり安定していた」とチームを6連勝に導いた右腕を労っている。

　ロス監督はチームが逆転した4回以降の投球に注目。「我々がリードを得てから完全に軌道に乗ったようだ。非常に上手く球を投げ分けていた。最後の2回の終わらせ方がとても良かった。特に最後の2つがね。本当に速い球を投げていた。試合後半でギアをもう一つ上げたのが分かっただろう」と、試合が進むにつれて力強さを増した投球を絶賛していた。