[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

羽生結弦の「パリの散歩道は奇跡的瞬間」 国内外で甦るGPファイナル初Vの感動シーン

フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)の7年前に見せた演技が海外で再び称賛されている。2013年、マリンメッセ福岡で開催されたグランプリ(GP)ファイナルのSP。当時の世界歴代最高点となる99.84点をマークした「パリの散歩道」のほぼ完璧な演技だった。これで首位に立って大会初制覇。欧州の識者はSNS上に動画を公開し「フィギュアスケート界における重要な出来事だ」と絶賛している。

羽生結弦【写真:Getty Images】
羽生結弦【写真:Getty Images】

イタリアの解説者アンべーシ氏、2013年12月のGPファイナルを振り返る

 フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦(ANA)の7年前に見せた演技が海外で再び称賛されている。2013年、マリンメッセ福岡で開催されたグランプリ(GP)ファイナルのSP。当時の世界歴代最高点となる99.84点をマークした「パリの散歩道」のほぼ完璧な演技だった。これで首位に立って大会初制覇。欧州の識者はSNS上に動画を公開し「フィギュアスケート界における重要な出来事だ」と絶賛している。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 衝撃は、今も覚えられている。演目は「パリの散歩道」。冒頭、4回転トウループで完璧な着氷を見せると、トリプルアクセル、3回転―3回転のコンビネーションジャンプも鮮やかに決めた。会場はどんどん沸き立っていく。長い手足を活かした柔らかな舞いを披露し、最後はスピン後に右手を挙げてフィニッシュ。割れんばかりの歓声を浴び、羽生も満足そうに両手を叩いた。

 アナウンスされた得点は、当時の世界記録を更新する「99.84」。会場は大歓声となり、羽生自身もキスアンドクライで「えっ!?」という驚きの表情。少し混乱しているような様子も見せながら、隣で大はしゃぎのブライアン・オーサーコーチと顔を見合わせて喜んだ。

 2013年12月の圧巻の演技に再注目したのは、ユーロスポーツのイタリア人解説者マッシミリアーノ・アンベーシ氏だ。自身のツイッターに当時の演技動画を投稿。翌年2月のソチ五輪のSPでは、史上初の100点超えとなる101.45点をマークした同演目について、こう絶賛している。

「『パリの散歩道』はフィギュアスケート界における重要な出来事だ。ジェフリー・バトルがユヅル・ハニュウのために振付を行った初めてのショートプログラムで、ハニュウは世界記録を4回、史上初の100点超えを達成した。五輪とグランプリファイナルの演技は際立っていた」

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集