2日間で2度トレードされた男、ウィザーズ初陣で躍動 同僚「今日来たとは思えない」
5日にティンバーウルブズ→ナゲッツ、6日にウィザーズと目まぐるしく移籍
ネイピアーがウィザーズへの移籍が決まったのは、トレード期間最終日の6日(同7日)。ナゲッツとの間で、ジョーダン・マクレイとトレードされた。NBA6年目の28歳は、これまでトレイルブレイザーズやネッツでプレー。今季プレーしたティンバーウルブズでは22試合のスタメン出場を含む36試合に出場し、1試合平均9.6得点を記録するなど、キャリアハイの活躍を見せていた。
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この日の試合では、主にセカンドユニットのポイントガード(PG)としてプレー。それまでその役割を務めていたイシュ・スミスは、アイザイア・トーマスが移籍したことで先発PGに抜擢された。「イシュ・スミスとプレーすることになれているセカンドユニットに順応するのは比較的簡単だったか」と聞かれたネイピアーは、「そうだね」と答え、こう続けた。
「ただバスケをしようと心がけただけさ。(モリツ・)ワグナー、DB(デイビス・ベルターンズ)、TB(トロイ・ブラウンJr.)たちが、走ってプレーすればいいと声をかけてくれた。自分の能力を最大限生かして、それをやっただけだ」
八村もネイピアーの印象について「良いところで3Pを決めていましたし、ディフェンスでもいい活躍をしていた。ああいう選手がいてくれるとチームも助かる」と語っていたように、ネイピアーはチームメートにも早速能力の高さを印象付けた。プレーオフ進出を目指すウィザーズで、今後どこまで自分の地位を築けるだろうか。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)