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帰りが遅い子供の夕食はどうすべき? スポーツ栄養士が説く“2回食のススメ”

1回目は空腹を和らげ、2回目に補給の食事を

 1回目は練習後。2、3個分のおにぎり(傷みやすい季節はコンビニエンスストアなどを利用)を食べて、空腹を和らげます。そして、帰宅後に2回目の食事を。主食を控えめにし、主菜(肉・魚・豆腐などのたんぱく質)・副菜(野菜や海藻)、汁物や果物で、タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかり補給します。

 2回目の食事ですが油や脂肪を控えめにして、なるべく消化が良いものを用意するのがポイントです。脂っこいものを食べると、消化に時間がかかります。すると就寝中も消化器官が働くため、体が休まらず、睡眠が浅くなったり、翌日に疲れを引きずったりします。

 例えば、主食を摂るならばパスタではなくお米に、肉は脂身の少ない部位を選びましょう。調理法は揚げ物を避けて、焼いたり蒸したりすると良いですよね。シチューや鍋などの煮込み料理もおすすめです。

【「フードガイド講座2017実践編」開催】

橋本栄養士は28日に「活躍する栄養士・管理栄養士のためのビジネス戦略 横浜F・マリノスアスリート食の試食」と題し、イベントを開催する。場所は日産スタジアム「sMiLe table」。サッカーのトップ選手が日頃、練習後に食べているランチを試食し、サラダバーでは20年東京五輪の選手村で提供されるJGAP認証を取得したローソンファームの野菜、果物を試すことができる。時間は午後0時から2時。受講料は一般7000円、学生3500円。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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