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日本バスケ界のプリンス、成長に自信 新生日本代表で自らに課した役割とは?

激戦区でポジションを争うも、「最初から出ようが、途中から出ようが関係ない」

 田中によれば、まだ各自が良いポジションを取れず、スペースを潰してチャンスを逃している場面があるという。それでも「日本は1対1でそこまで多く点数が取れるわけでないので、ドライブやピック&ロールを何回も何回も仕掛けて、相手に(守備の)ズレを起こさせないといけない」と粘り強く戦う重要性を説く。

 新体制となり、ポジション争いも日に日に注目度を増している。田中がプレーするシューティングガードは、第2戦で16得点を挙げてMIP(最も印象に残るプレーをした選手)に輝いた比江島、正確なシュートと味方への檄でチームを盛り上げる古川孝敏、さらには抜群の身体能力を誇る新鋭の馬場雄大と激戦区。しかし、AKATSUKI FIVE(男子日本代表)を「日本のトップチーム」と位置づけ、改めてその舞台で戦う覚悟を口にする。

「最初から出ようが、途中から出ようが関係ない。自分が試合に出た時に、活躍できるように準備をするだけです」

 スタメンへのこだわりは心の奥底にしまいながらも、日本代表でどんな存在でありたいか、との問いには言葉が一気に熱を帯びた。

「(自分は)コートに出たら、ディフェンスでもオフェンスでもチームを引っ張らなければいけない存在。求められるものも高くなってくると思うので、その期待に応えられるようになりたいなと。賢くプレーできるところが自分の武器なので、激しいなかでもスマートな判断をしていきたいです」

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