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「KUNOICHI」ファイナル進出で話題 なぜ、岡部紗季子は“女版SASUKE”に挑んだのか

子どもたちに与えたい夢「結局はオリンピック選手に勝てない。でも…」

「普段は指導者として、辛いことや難しいことを、子どもたちにたくさんやらせているんです。だから、私自身が挑戦する姿を見せることで『あぁ、先生も頑張っているんだ。自分ももっと頑張ろう』とヤル気につながるかな、と。そして、私に教えてもらえて良かったと、子どもたちが思ってくれたらすごくうれしいですね」

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 もう一つ、番組に挑戦し続ける理由がある。「もっとたくさんの人たちに体操競技に注目してほしい」――。「KUNOICHI」はその想いを叶えられる場だと考えるからだ。

「体操って現実離れしている技も多いせいか、いつも『すごいなぁ』と思われただけで終わってしまう。もっと多くの人に体操の魅力を知ってほしい。でも、体操界の中で活動しているだけでは、なかなか外の世界の人には伝わらない。その点、『KUNOICHI』は、スポーツの枠を超えてたくさんの人が見てくれる。しかも、いろんな競技やジャンルの方が出場するので、いい結果を残せば『体操選手ってやっぱりすごいんだね』と思ってもらえるのでは、と考えました。この番組をきっかけに、体操を始めたいと思う子どもが増えたり、選手一人ひとりにもっと興味を持ちながら、体操を見てくれるようになってほしいですね」

 岡部さんは現役時代、目標であったオリンピック出場は叶わなかった。セカンドキャリアを歩む上で、そのことが心の小さなしこりとなっていた。

「何をやっても『結局はオリンピック選手に勝てない』と思ってしまった。私は今でもオリンピックに出場したいし(笑)、それほど、大きいものなんです。でも、過去を振り返っても何も始まらないし、持っているもので頑張っていくしかない。『KUNOICHI』も、その一つです。私は今後も大好きな体操に一生、携わっていこうと考えています。そして、オリンピックに出ていない元アスリートの一人として、オリンピアンとは違う形で、子どもたちに夢を与えていきたいですね」

◇岡部紗季子
 1988年5月16日、東京都生まれ。朝日生命体操クラブ出身。4歳で体操を始める。02年、ナショナルチームメンバー初選抜。明大では2大会連続ユニバーシアード代表に選出。得意種目はゆか。

引退後は明大コーチを経て、体操教室で指導を行う。TBS系「KUNOICHI」でも活躍。自身のインスタグラムでは街や海など様々な場所で逆立ちやバック転などアクロバティックな技を披露し、人気を博している。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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