コーチング・指導論の記事一覧
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プロ内定9人は早稲田史上初 元Jリーガーが貫いた「監督らしくない監督になる」信念
2023.03.06日本代表やイングランド・プレミアリーグで、筑波大出身の三笘薫(ブライトン)が目覚ましい活躍を見せるなど、近年の日本サッカー界では大学経由でプロ入りする流れが再評価されている。様々な指導者が独自の哲学によってチームを指揮するなか、昨年11月に退任するまで大学サッカーの名門・早稲田大を5年間指揮してきたのが、現役時代に湘南ベルマーレや横浜F・マリノスなどでプレーした外池大亮氏だ。就任以来、伝統のスタイルに囚われず、柔軟な発想によるチーム運営を続け、何人ものJリーガーを育ててきた。異色のキャリアを歩む外池氏の指導論に迫るインタビューの第1回では、9人ものプロ内定者を出しながら関東大学リーグ2部降格の憂き目を見た最後のシーズンを振り返った。(取材・文=加部 究)
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「指導者が口を挟まない」リーグ戦を計画 部員減る高校ラグビー、強豪監督が描く未来
2023.03.02昨春就任した松山吾朗監督の下で、静岡聖光学院高校ラグビー部の新シーズンは始まっている。1月29日に決勝戦が行われた県新人大会で優勝を果たし、好スタートを切ったが、ゴロー先生はグラウンド内外で新たな挑戦を準備し、すでに実行。昨年3月まで率いた神奈川・平塚工科高で、部活とクラブの並行運営などユニークな活動に取り組んできた指導者が、時短練習など静岡聖光学院の特徴的な活動をリニューアルしながら、新たな部活の在り方に着手している。(取材・文=吉田 宏)
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新時代の“部活の在り方”とは? 異色の高校ラグビー監督、楽しさとは異なる価値の追求
2023.02.27花園出場7度の実績を持つ静岡聖光学院高校ラグビー部での、1年目の挑戦を終えた“ゴロー先生”こと松山吾朗監督。県大会決勝で敗れ花園行きは逃したが、これまで全国レベルのチームを指導した経験がなく、神奈川県教員から昨春に同校教諭(監督)に転じた指導者は、新たな時代の部活についてどのように考えているのか。神奈川県教員時代には「部活のクラブ化」に挑戦し、昨年4月からは全国大会を目指すラグビー部を指導。いわゆる勝利至上主義とは異なる部活に取り組んできた経験も踏まえて、強豪校を率いるなかで見えた新たなビジョンを語ってくれた。(取材・文=吉田 宏)
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週6時間練習だけでは「絶対勝てない」 異色のラグビー監督、時短部活で花園挑戦の1年
2023.02.23異色のラグビーコーチの新たな挑戦の1年が終わった。昨年度まで平塚工科高校ラグビー部を率いていた松山吾朗先生が、静岡聖光学院高校ラグビー部監督に就任して初めてのシーズン。赴任前は神奈川県教員として、平塚工ラグビー部を部活とクラブチームという“二刀流”で運営するなど、前例に囚われない部活に取り組んできた。「時短練習」「自主性」などユニークな部活で花園出場を果たしている新天地での1年目の挑戦は県予選決勝で敗れたが、試行錯誤のなかで新たな聖光らしさも模索してきた。全国を目指しながら新しい部活の形を追求する“ゴロー先生”に、就任1年目の足跡と2年目の挑戦を聞いた。(取材・文=吉田 宏)
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パラスポーツ指導者が重視する「できない」と「できる」の間にある「分かる」
2023.01.26障害者一人ひとりの特性や違いの理解に努め、それぞれの強みやこだわりを生かしながら指導をする、下稲葉耕己氏。これまで彼が指導した陸上選手は、世界の第一線で活躍している。健常者、障害者に限らず、スポーツ指導で選手を伸ばすためには、「できる」ようになる前に「分かる」というプロセスが大事だという。そこで選手が「分かる」ためにどんな練習を行っているのか、聞いた。(取材・文=スパイラルワークス・松葉 紀子)
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箱根駅伝優勝へ、中大の“10年計画” チャンスは残り3回、藤原正和監督「風穴開けたい」
2023.01.01今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝のスタートが明日に迫った。昨年10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は箱根駅伝で歴代最多の総合優勝14回を誇る名門・中央大学で、就任7年目を迎えた藤原正和監督だ。前回大会で総合6位に入り、10年ぶりのシード権を獲得したが、指揮官は近年低迷していたチームをどのように立て直してきたのか。最終回では大学駅伝の指導者として大切にしていること、そして中央大が2025年までの箱根駅伝優勝を掲げるなか、残り3回のチャンスに向けた意気込みを語った。(取材・文=佐藤 俊)
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少数精鋭の中央大でいかに駅伝を戦うか 名門率いる藤原正和監督が胸に刻む信念と葛藤
2022.12.31今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は箱根駅伝で歴代最多の総合優勝14回を誇る名門・中央大学で、就任7年目を迎えた藤原正和監督だ。前回大会で総合6位に入り、10年ぶりのシード権を獲得したが、近年低迷していたチームをどのように立て直してきたのか。今回は少数精鋭のチームを率いる上で大切にしてきた学生主体の指導について、自身の心の中に生まれる葛藤とともに明かしてくれた。(取材・文=佐藤 俊)
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妻の言葉で「ハッと気づいた」 中央大・駅伝監督が“怒らない”指導に変えた5年目の決断
2022.12.30今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は箱根駅伝で歴代最多の総合優勝14回を誇る名門・中央大学で、就任7年目を迎えた藤原正和監督だ。前回大会で総合6位に入り、10年ぶりのシード権を獲得したが、近年低迷していたチームをどのように立て直してきたのか。今回は選手に寄り添う指導へと大きく変化していった背景や、高校生ランナーをスカウトする際に大切にしていることなどについて話を聞いた。(取材・文=佐藤 俊)
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「4年間で燃え尽きないように…」 中央大・藤原正和監督の駅伝指導と現役時代の教訓
2022.12.29今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は箱根駅伝で歴代最多の総合優勝14回を誇る名門・中央大学で、就任7年目を迎えた藤原正和監督だ。前回大会で総合6位に入り、10年ぶりのシード権を獲得したが、近年低迷していたチームをどのように立て直してきたのか。第2回では自らの指導方針に生かされている現役時代の教訓や、2人の監督から受けた影響について明かした。(取材・文=佐藤 俊)
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大学駅伝の名門「中央大が終わってしまう」 藤原正和監督、就任1年目に大改革の意図
2022.12.28今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は箱根駅伝で歴代最多の総合優勝14回を誇る名門・中央大学で、就任7年目を迎えた藤原正和監督だ。前回大会で総合6位に入り、10年ぶりのシード権を獲得したが、近年低迷していたチームをどのように立て直してきたのか。第1回では2016年の就任とともに様々な改革を断行した、激動の監督1年目を振り返った。(取材・文=佐藤 俊)
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留学生ワンジルの「1区はない」 大東大監督が断言、箱根駅伝シード権獲得へ描く戦略
2022.12.27今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は10月の予選会を首位通過し、4年ぶりに箱根路を走る大東文化大の真名子圭監督だ。今年4月に母校の指揮官に就任し、わずか半年で復活を印象づける成果を収めているが、5年ぶりに出場した11月の全日本大学駅伝では14位に終わった。ここから箱根駅伝へ、どのようにチームを仕上げていくのか。勝負の時に向けたビジョンを聞いた。(取材・文=佐藤 俊)
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駅伝は「いい子ちゃん」ではダメ 大東大監督、全日本14位で選手に伝えた箱根への覚悟
2022.12.25今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は10月の予選会を首位通過し、4年ぶりに箱根路を走る大東文化大の真名子圭監督だ。今年4月に低迷していた母校の指揮官に就任すると、5年ぶりに全日本大学駅伝の関東予選を突破。11月に本大会に臨んだものの、結果は14位と振るわなかった。大東文化大として、久しぶりに襷を繋いだ全国の舞台で感じたこととは――。(取材・文=佐藤 俊)
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「MARCHとは土台が違う」 大学駅伝スカウト事情、大東大監督が大切にすることは?
2022.12.24今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。10月の予選会を首位通過し4年ぶりに箱根路を走る大東文化大の真名子圭監督は、今年4月に母校の指揮官に就任するとチーム改革に着手し、6月の全日本大学駅伝の関東予選通過に続き短期間で結果に結びついた。“新生”大東大の第一歩を踏み出すシーズンとなっているが、この流れを加速させるために重要なのが来年度以降の選手の獲得だ。大学駅伝で年々激しさを増している、新入生のスカウト事情について明かした。(取材・文=佐藤 俊)
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箱根駅伝予選を1位通過、大東大“復活”の背景 真名子圭監督が選手に求め続けた意識改革
2022.12.23今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。10月の予選会を首位通過し4年ぶりに箱根路を走る大東文化大の真名子圭監督は、今年4月に母校の指揮官に就任するとチーム改革に着手し、それが短期間で結果に結びついた。そこにはどのような指導法があったのか。選手の練習に対する姿勢の変え方やグループ分けをする狙いなどについて明かした。(取材・文=佐藤 俊)
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箱根駅伝に4年ぶり出場、大東大を変えた6か月 真名子圭監督が重視した「その場の5秒」
2022.12.21今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝で2冠を達成した駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は10月の予選会を首位通過し、4年ぶりに箱根路を走る大東文化大の真名子圭監督だ。今年4月に母校の指揮官に就任すると、全日本大学駅伝に続き箱根駅伝も予選を突破。指揮官は、いかにしてチームを短期間で変えたのか。第1回では指導する上で大切にしていることや、高校生と大学生に接する際の違いについて語った。(取材・文=佐藤 俊)
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創設10年でJリーグ下部組織に匹敵 “LAVIDA→昌平高校”で実現する6年間の選手育成
2022.10.17埼玉・昌平高校サッカー部は、2007年に藤島崇之監督が着任して10年あまりで全国区の強豪に上り詰めた。17年から6年続けてプロ選手を輩出し、来季も2人のJリーグクラブへの加入が内定。15人もの有能な指導スタッフを抱える恵まれた環境面に加え、中学生年代のクラブチームと連携したことが、強豪への道を加速させたのは間違いない。それが、国内でも指折りの育成クラブとなったFC LAVIDA(ラヴィーダ)だ。昌平のコーチ陣が指導にあたる、その活動に迫った。(取材・文=河野 正)
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中学時代の柴崎岳を指導 就任16年で“20冠”、昌平高校を変えた藤島崇之監督の育成論
2022.10.12第101回全国高校サッカー選手権埼玉大会が10月9日に開幕し、優勝候補筆頭の昌平高校は22日の3回戦から登場する。ここ10年ほどで埼玉県をリードする存在となり、全国有数の強豪に成長した進境著しいチームである。2017年に初のJリーガーが誕生すると、これまで6年続けて14人のプロ選手を輩出し、来季も2人のJリーグ入りが内定。FC東京へ加入予定のMF荒井悠汰は、JFA・Jリーグ特別指定選手として、すでに今季のルヴァンカップ予選リーグ3試合に出場した。強さと次々にニューカマーを生み出す背景を探る。(取材・文=河野 正)
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55年ぶり箱根駅伝出場のカギは? 全日本予選“2分差”逆転へ、立教大監督が求める覚悟
2022.09.14選手1人ひとりの才能を見抜き、個を伸ばしていく陸上指導者の、独自の育成理論やトレーニング法に迫るインタビュー連載。就任4年目を迎えた上野裕一郎監督に率いられた立教大学陸上部の男子駅伝チームは、6月の全日本大学駅伝・関東予選会で約2分及ばず、本戦出場権を逃した。1968年以来55年ぶりの箱根駅伝出場を目指すなか、10月の予選会に向けた展望を聞いた。(取材・文=佐藤 俊)