インハイ特集の記事一覧
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男子800mで大会新記録が誕生 滋賀学園2年生・落合晃が1分47秒92でV、恩師に「やったぞー!」
2023.08.05陸上の全国高校総体(インターハイ)第4日は5日、札幌市厚別公園競技場で男子800メートル決勝が行われ、滋賀学園(滋賀)の落合晃(2年)が大会新記録の1分47秒92で初優勝を飾った。鹿児島城西(鹿児島)の立迫大徳(3年)が1分48秒50で2位、国学院久我山(東京)の寺田向希(3年)が1分49秒44で3位だった。
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「受験生」の肩書きを捨てて 偏差値72・膳所からインハイ出場、山田翔悟はすぐ夏期講習で勉強の夏へ
2023.08.052日に開幕した陸上の全国高校総体(インターハイ)は競技のみならず、勉強にも励みながら戦う文武両道の選手たちもいる。偏差値72、滋賀の進学校・膳所で男子800メートルに出場した山田翔悟(3年)は夏期講習を休んで、インターハイに初参戦。4日に行われた予選で敗退となったものの、塾と部活を両立しながら夢の全国の舞台に立った。すぐさま夏期講習に復帰し、今度は受験勉強の日々が始まる。(文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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文武両道に憧れ、名門・仙台一から陸上で全国2位 登下校の電車で英単語を覚えた千葉史織の青春
2023.08.05陸上の全国高校総体(インターハイ)第3日は4日、札幌市厚別公園競技場で女子400メートル障害決勝が行われ、仙台一(宮城)の千葉史織(3年)が高校歴代6位の57秒85で銀メダルに輝いた。仙台一といえば、1892年創立の名門進学校。千葉は登下校の時間を使って勉強を習慣づけるなど、文武両道を貫いて全国2位に。最後の夏で自己ベストを一気に3秒近く更新する躍進だった。(文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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女子400mリレーは京都橘が夢に見た日本一! 瀧野未来は個人2冠「400m障害より喜びは大きい」
2023.08.04陸上の全国高校総体(インターハイ)第3日は4日、札幌市厚別公園競技場で女子400メートルリレー決勝が行われ、京都橘(京都)が45秒74で優勝し、悲願の日本一を達成した。市船橋(千葉)が46秒05で2位、倉敷中央(岡山)が46秒23で3位に入った。
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男子400mリレーは市船橋が大感動の日本一! アンカー馬原浩志郎は「ゴールする時にはもう涙が…」
2023.08.04陸上の全国高校総体(インターハイ)第3日は4日、札幌市厚別公園競技場で男子400メートルリレー決勝が行われ、市船橋(千葉)が40秒11で初優勝した。昨年2位に終わった雪辱を果たし、悲願の日本一。立命館慶祥(北海道)が40秒29で2位、相洋(神奈川)が40秒42で3位に入った。
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陸上部のない中学で全国1位に 農道を一人走り込み、長崎の離島から夢叶えたランナー川原琉人の夏
2023.08.04夏の北海道に長崎の離島から夢を叶えた一人の高校生がいた。2日に札幌市厚別公園競技場で行われた陸上の全国高校総体(インターハイ)、男子1500メートルに五島南の川原琉人(3年)が出場。3分52秒38の組7着で予選敗退に終わったが、中学時代に3000メートル全国1位になった逸材は転校を経て、指導者不在でわずか5人の陸上部、離島というハンデを乗り越え、全国の大舞台を駆けた。(文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)
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女子100m初優勝の裏に敗退したライバルへの想い 熊本中央・山形愛羽は「小針さんの分も日本一を」
2023.08.03陸上の全国高校総体(インターハイ)第2日は3日、札幌市厚別公園競技場で100メートル決勝が行われ、男子は福岡(東福岡)の黒木海翔(3年)が10秒73(向かい風2.7メートル)、女子は熊本中央(熊本)の山形愛羽(3年)が11秒92(向かい風2.9メートル)で優勝した。
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注目の女子1500mで圧巻の大会新記録4分6秒54 神村学園カロラインが独走V2「暑いのは好きです」
2023.08.03陸上の全国高校総体(インターハイ)第2日は3日、札幌市厚別公園競技場で女子1500メートル決勝が行われ、神村学園(鹿児島)のカリバ・カロライン(3年)が大会新記録の4分6秒54で2連覇を達成した。白鵬女子(神奈川)のジェシンタ・ニョカビ(2年)が4分13秒93で2位、津山(岡山)のドルーリー朱瑛里(1年)が4分15秒50で3位だった。
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「最後までとにかく我慢して」 留学生ランナーら抑え、成田の1年生・村上美優が1500m組1着で決勝へ
2023.08.02陸上の全国高校総体(インターハイ)第1日は2日、札幌市厚別公園競技場で女子1500メートル予選が行われ、1年生の村上美優(千葉・成田)が4分22秒40で留学生ランナーらを抑え、堂々の組1着で3日に行われる決勝進出を決めた。
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「一番の夢はオリンピック」 悲願の400m高校日本一、コザの平川慧は心優しき琉球スプリンター
2023.08.02陸上の全国高校総体(インターハイ)第1日は2日、札幌市厚別公園競技場で男子400メートルの予選、準決勝、決勝が行われ、決勝は平川慧(沖縄・コザ)が自己ベストの46秒63で優勝。悲願の夏の日本一に輝いた。
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和歌山屈指の進学校から全国3度 坂下笑琉が確信、定期テストと柔道にある“比例関係”
2022.08.11柔道の全国高校総体(インターハイ)は5日間にわたって熱戦が繰り広げられ、10日に閉幕した。「THE ANSWER」は文武両道に励み、全国の大舞台に出場した選手たちをピックアップ。10日の個人戦・女子70キロ級には、近大和歌山から坂下笑琉(3年)が出場。和歌山屈指の進学校でハイレベルな学習に励みつつ、これまでに3度の全国大会出場を果たしている。部活と勉強の出来が“比例”するタイプ。両立がもらたすメリットや、継続の秘訣を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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亡き母と叔父に感謝の全国V 朝5時から階段2000段登った川崎愛乃「恩返しできたかな」
2022.08.10柔道の全国高校総体(インターハイ)は10日、愛媛県武道館で最終日が行われた。個人戦の女子78キロ級では富士学苑(山梨)の川崎愛乃(3年)が優勝。女子団体戦との2冠を達成した。小学5年の時に母を亡くし、以来育ててくれた叔父も今年3月に他界。「いろんな人に助けられてここまで来られた」と、導いてくれた人たちへ感謝を語った。
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インハイ柔道、全階級の優勝者決定 富士学苑・川崎愛乃&山本海蘭は女子団体との2冠
2022.08.10柔道の全国高校総体(インターハイ)は10日、愛媛県武道館で最終日が行われ、個人戦の女子4階級で優勝者が決定した。富士学苑(山梨)の川崎愛乃、山本海蘭(ともに3年)が78キロ級と78キロ超級をそれぞれ制し、女子団体戦との2冠を達成。これで今大会の優勝者が全て出そろった。
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創立238年、偏差値70超の名門でインハイへ 中高で女王になった姥琳子が明かす両立の秘訣
2022.08.10柔道の全国高校総体(インターハイ)が6日に開幕し、5日間にわたって熱戦が繰り広げられている。「THE ANSWER」は文武両道に励み、全国の大舞台に出場した選手たちをピックアップ。9日の個人戦・女子57キロ級には、福岡有数の進学校として知られる修猷館(しゅうゆうかん)の姥琳子(うば・りんこ、3年)が出場。中学3年で全国制覇し、今年3月の全国高校選手権でも優勝した実力者だ。修猷館だからこそ成長できた理由、文武両道を貫く秘訣などを教えてくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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決勝でコンタクトが外れた近藤美月 片目見えず「ヤバイ」もV2達成「行くしかないと…」
2022.08.09柔道の全国高校総体(インターハイ)は9日、愛媛県武道館で4日目が行われた。女子個人戦48キロ級では、佐賀商(佐賀)の近藤美月(3年)が大牟田(福岡)の城戸珊醐(2年)に反則勝ちし、昨年からの連覇を達成した。決勝では開始早々にコンタクトレンズが外れ、片目が見えない状況に。それでも「感覚で」戦い抜き、再び全国の頂点に立った。
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柔道女子団体は富士学苑が3年ぶりV 48kg級は近藤美月が連覇、新井心彩は隅返しで優勝
2022.08.09柔道の全国高校総体(インターハイ)は9日、愛媛県武道館で4日目が行われた。女子団体は富士学苑(山梨)が決勝で比叡山(滋賀)を下して3年ぶり2度目の優勝。また女子個人戦48キロ級、52キロ級、57キロ級も優勝者が決まった。
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将来の夢は「助産師」 砲丸投げ全国2位、川口由眞と涙の14m4 冬は国公立大を受験へ
2022.08.09陸上の全国高校総体(インターハイ)は徳島の大塚スポーツパーク・ポカリスエットスタジアムで5日間にわたる熱戦が繰り広げられた。大会期間中は多くの徳島の選手が地元の声援を受け、躍動した。女子砲丸投げで2位に入った生光学園・川口由眞(3年)は度重なる怪我を乗り越え、2年ぶりに14メートルの大台を突破。うれし涙に暮れた。卒業後は国公立大の医学部看護学科を志し、助産師を目指す。
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「やんちゃ」な自分を柔道が変えた 敗れて涙→天真爛漫に笑った松山実憂の感謝と成長
2022.08.09柔道の全国高校総体(インターハイ)は8日、競技3日目が行われた。青森山田は15年ぶりに女子団体に出場。3年生3人で掴んだインターハイは初戦敗退で、涙を流した。主将の松山実憂(3年)は「すれ違いもたくさんしたけれど、一番近くにいてくれた」とチームメートに感謝を口にした。