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「目指せ、カンプノウ」 名門・静岡学園監督が抱く「静学から欧州CLへ」の野望

第98回全国高校サッカー選手権は5日、準々決勝が都内2会場で行われた。駒沢陸上競技場では静岡学園(静岡)が徳島市立(徳島)を4-0で下し、23年ぶりの4強入りを決めた。11日の準決勝(埼玉スタジアム2〇〇2)では矢板中央(栃木)と対戦する。

4強入りを決め、客席に挨拶する静岡学園の選手たち【写真:宮内宏哉】
4強入りを決め、客席に挨拶する静岡学園の選手たち【写真:宮内宏哉】

4戦15得点無失点で4強、鹿島内定MF松村「アントラーズで結果残して欧州へ」

 第98回全国高校サッカー選手権は5日、準々決勝が都内2会場で行われた。駒沢陸上競技場では静岡学園(静岡)が徳島市立(徳島)を4-0で下し、23年ぶりの4強入りを決めた。11日の準決勝(埼玉スタジアム2〇〇2)では矢板中央(栃木)と対戦する。

 静学がまた完勝した。前半16分、DF阿部健人(3年)が左からのCKを頭で合わせて先制。前半22分、40分にはFW岩本悠輝(3年)が連続で得点し、前半を3-0で折り返す。後半30分にも岩本が右足で得点し、ハットトリックを達成。今大会まだ失点のなかった徳島市立の守備をものともしなかった。チームは今大会4試合で15得点無失点と圧倒的な強さだ。それでも、川口修監督は「結果は出ているけど、内容的にはスタッフはまだ納得していない。イージーミスも多い」と引き締めた。

 選手権優勝も見据えるが、川口監督にはさらに大きな目標がある。「チャンピオンズリーグのピッチに(静岡学園出身の選手を)立たせる。『目指せ、カンプノウ』です!」。三浦知良(横浜FC)、大島僚太(川崎)など多数のJリーガーを輩出しているが、目標は世界最高峰の舞台で活躍する選手を育成すること。「上のステージでできる選手を育てる。そのために必要なことをユース年代で学んでほしい」と260人の部員全員に“静学スタイル”を染み込ませている。

 J1鹿島に内定しているMF松村優太(3年)も、将来的な海外を見据える一人だ。「まずはアントラーズで結果を残して、ヨーロッパに行きたい。学園出身で活躍している先輩もいる。負けないように、僕が最初に(チャンピオンズリーグに)行けるくらいの気持ちでやっていきたい」と強い海外志向をうかがわせた。川口監督は「マツ(松村)ももちろんチャンスはある。我々の育てた選手がそこに立ってもらう、そういう夢はありますね」と期待した。

 もちろん、眼前の目標である選手権制覇も大きな目標だ。24年ぶりの決勝をかけ、次戦は11日に矢板中央と対戦する。授業等もあるため一度静岡に戻り、リフレッシュして臨むが「ここで勝って気持ちよくなって満足して臨むのと、決勝行くぞというハングリーさでは全然違う。ここから新たに目標を立ててやる」と指揮官。将来は海外へ羽ばたく教え子たちに、最高の指揮で応える。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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