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高木美帆、3つ目メダルへ早くも闘志「本当にここから」 コロナから復帰コーチと団結

北京五輪は13日、スピードスケート女子500メートルが行われ、27歳の高木美帆(日体大職)は自己ベスト37秒12で銀メダルを獲得した。1500メートル銀メダルに続く今大会2つ目。15日に団体追い抜き、17日に1000メートルも控えており、3つ目のメダルを狙う。前回女王の小平奈緒(相澤病院)は17位でメダルはならなかった。金メダルは今季W杯4勝のエリン・ジャクソン(米国)、銅メダルはアンゲリナ・ゴリコワ(ROC)。

スピードスケート女子500メートルで銀メダルを獲得し、表彰台に上がる高木美帆【写真:Getty Images】
スピードスケート女子500メートルで銀メダルを獲得し、表彰台に上がる高木美帆【写真:Getty Images】

北京五輪スピードスケート女子500メートル

 北京五輪は13日、スピードスケート女子500メートルが行われ、27歳の高木美帆(日体大職)は自己ベスト37秒12で銀メダルを獲得した。1500メートル銀メダルに続く今大会2つ目。15日に団体追い抜き、17日に1000メートルも控えており、3つ目のメダルを狙う。前回女王の小平奈緒(相澤病院)は17位でメダルはならなかった。金メダルは今季W杯4勝のエリン・ジャクソン(米国)、銅メダルはアンゲリナ・ゴリコワ(ROC)。

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 外レーンの高木はスタートで好反応を見せて自己ベスト37秒12。タイムを確認すると、右手を上げて喜んだ。両手でガッツポーズを繰り出し、サングラスを外して笑顔。好タイムを喜んだ。冬季五輪では男女通じて日本歴代最多を更新する5個目のメダル。全組が終わり、メダルが確定した瞬間は跳びあがって笑顔を弾けさせた。

 テレビインタビューでは「メダルを獲れたのはいろんな条件が重なって起こったこと。今は正直驚いている気持ちでいっぱいです」と声を弾ませた。「本当に1000メートル、パシュート(団体追い抜き)のことを考えると、この500メートルに出るかどうかも本気で考えた。最後まで挑戦してよかった」と複数種目への挑戦に迷いもあったことを明かした。

 日本代表のヨハン・デビットヘッドコーチは大会前の3日に新型コロナウイルスで陽性に。チームから離れてホテル隔離となっていたが、無事に合流した。高木は「切り替えて次にいきたい。本当にここからだなと思っているので、やっとそろったチームジャパンで戦いたい。頑張ります」と力を込め、闘志を燃やした。

 前回平昌五輪金メダルの小平奈緒(相澤病院)は17位。好スタートを切ったが、伸ばしきれず38秒09だった。郷亜里砂(イヨテツク)は15位。高木は5日の3000メートルで6位入賞。7日の1500メートルで銀メダルを獲得し、12日には団体追い抜き1回戦で五輪レコードをマークした。1000メートルを含め、異例の長短5種目に出場する。

(THE ANSWER編集部)

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