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中国サッカー弱体化顕著 3戦無得点アジア杯敗退の陰に根深い問題「本戦参加願ってため息つく日も…」

日本代表が出場しているサッカーのアジアカップは現地22日にグループリーグ(GL)A組第3戦が行われ、中国は0-1で開催国カタールに敗れた。2分け1敗の勝ち点2にとどまり、同組3位でGLの日程を終了。他の組の3位と成績を比較して上位4チームに決勝トーナメント進出の可能性があったが、及ばなかった。3試合連続ノーゴールで大会を去ることに。アンダー世代も苦戦が続いており、中国メディアは将来アジアカップ本戦出場すら逃す可能性を危惧している。

3試合連続ノーゴールで大会を去ることになった中国代表【写真:ロイター】
3試合連続ノーゴールで大会を去ることになった中国代表【写真:ロイター】

中国メディアはアンダーカテゴリーの苦戦も危惧

 日本代表が出場しているサッカーのアジアカップは現地22日にグループリーグ(GL)A組第3戦が行われ、中国は0-1で開催国カタールに敗れた。2分け1敗の勝ち点2にとどまり、同組3位でGLの日程を終了。他の組の3位と成績を比較して上位4チームに決勝トーナメント進出の可能性があったが、及ばなかった。3試合連続ノーゴールで大会を去ることに。アンダー世代も苦戦が続いており、中国メディアは将来アジアカップ本戦出場すら逃す可能性を危惧している。


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 中国メディア「紅星新聞」は「帰国のチケット予約へ。中国代表、アジアカップで予選敗退」と報道。「アジアカップが始まる前、中国サッカーファンの誰が、別のグループのシリアとインドの試合経過に注目することになると想像していただろう」。他国の3位の状況に気を揉む予想外の展開を嘆き、大会無得点は同国史上初めての屈辱であることを伝えた。さらに、この敗退は中国サッカー界にとって根深い問題もあぶり出される。

 記事によると、国内には「史上最低の中国代表」という論調があり、「これは中国代表の最悪の時ではないのではないか」と懸念を表明するメディア関係者も多いという。中国では、2000年生まれと2002年生まれの世代が2回連続してU-17アジアカップの本戦に参加できておらず、その間の2001年生まれの世代もU-20アジアカップの本戦に参加できていないと指摘した。こうした流れから将来は「中国がアジアカップ本戦参加を願ってため息をつく日が来てもおかしくない状況だ」と悲嘆した。

 また、中国メディア「ジーボーバ」も「屈辱の敗退!! 2分け1負け0得点。中国代表、アジアカップのグループステージで敗退」と大々的に報道。初めて大会無得点に終わった事実とともに、グループリーグ3試合で1勝もできなかったのは43年ぶりであると伝えた。これまで中国はアジアカップに12度出場し、グループステージで敗退したのは1980年、2007年、2011年の3度だけだったという。この記事には、中国ファンからの反応が数千件も書き込まれている。

「屈辱の中国代表!!!」
「アジアカップの中国代表チームは素晴らしいパフォーマンスだった。3試合で失点わずか1得点。グループAの第3位。素晴らしい」
「世界のサッカー史上最大の笑い者だ」
「中国代表がアジアカップの本戦に出るのはこれが最後だな」
「こんなにひどいチームでは、もう屈辱とも思わないだろう」
「??? 屈辱? 選手たちがこれを屈辱だと思うと思うか? サッカーファンももう感覚が麻痺して、なんとも感じなくなった」
「このレベルでベスト16に進出したら、悲惨なことになっていたはずだ」
「解散だ。(エースの)ウーレイは引退だ」
「このニュースを75分間待っていた」
「さっぱりした。
「昨日負けてさっさと帰国すべきだった。この結果を待つなんてかっこわるい」
「中国に帰って新年(旧正月が2月10日)を迎えるのが正しい道さ」

 近年、弱体化が指摘され続けている中国サッカー。アジアNo.1を目指した戦いからわずか3戦で退くことになった。

(THE ANSWER編集部)





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