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中東に苦戦した日本&韓国に何が起きたのか 共通点はMFを機能させなかった「戦闘的」スタイル

日本代表も出場しているサッカーのアジアカップは20日、グループリーグの第2節を行い、世界ランキング23位の韓国は同87位のヨルダンと2-2で引き分けた。リードを許して突入した後半アディショナルタイムに、相手のオウンゴールでかろうじて追いつくという展開。19日には日本が1-2でイラクに敗れており、韓国メディアは「日本と同じ捕まり方」として、日韓両国の苦戦に共通する“特徴”を指摘している。

韓国のパク・ヨンウ【写真:ロイター】
韓国のパク・ヨンウ【写真:ロイター】

日本がイラクに負けた翌日、韓国はヨルダンとドロー

 日本代表も出場しているサッカーのアジアカップは20日、グループリーグの第2節を行い、世界ランキング23位の韓国は同87位のヨルダンと2-2で引き分けた。リードを許して突入した後半アディショナルタイムに、相手のオウンゴールでかろうじて追いつくという展開。19日には日本が1-2でイラクに敗れており、韓国メディアは「日本と同じ捕まり方」として、日韓両国の苦戦に共通する“特徴”を指摘している。


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 韓国のサッカー専門メディア「FOOTBALLIST」が「日本と同じ捕まり方…攻撃的なヨルダンに苦戦、また苦戦の韓国」という記事を掲載した。

 記事は「日本がイラクに負けたのを不具合かのように見守ったが、1日後に韓国も同じ危機を経験した。中東チームの戦闘サッカーは、アジア最高の韓国選手たちを慌てさせるのに十分だった」として、日韓の苦戦には共通点があるとした。

 韓国は前半9分にエースのソン・フンミンがPKから先制ゴールを決めたが「ここを除けば相手をきちんと攻略していない」「時間が経つにつれて、ヨルダンが支配力を高めていった」としている。

 その原因として「ヨルダンの荒いプレーに韓国がきちんと対応できなかった」という点を挙げた。ヨルダンは前半30分までに警告を受けた選手が3人。特に韓国のMFをけん制する際にファウルを犯していたのだという。

 ただ、このラフプレーには学ぶ点もあるという。記事は「相手が反則覚悟で荒れたのもあるが、体がぶつかるほど全速力で駆けつけて、プレッシャーをかけていた。ビルドアップが整わない韓国は各MFがボールをキープして過ごす時間が長くなったが、ここが難しかった」とし「これは日本がイラクに敗北した時の様相と似ていた」と指摘する。イラクのプレッシャーが強く日本のMFを苦しめ「遠藤航をはじめとする日本のMF陣が打開できなかった」という。

 記事は「中東のサッカーの特徴として良く“ベッドサッカー”と言われる」として、時間稼ぎのために次々と選手がピッチに倒れるプレーが多いと指摘。ただ今回は「ヨルダンが韓国を相手に、イラクが日本を相手にリードする時間を作ることができた秘訣は、むしろ積極的で、戦闘的なサッカーだった」として、中東各国の進化を指摘している。

(THE ANSWER編集部)


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