THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂の記事一覧
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土壇場PK戦で左隅にズドン! 3882人がどよめいた、明秀日立・エース石橋鞘の“兄超え”の一撃【高校サッカー選手権】
2024.01.01第102回全国高校サッカー選手権は12月31日、神奈川・等々力陸上競技場で2回戦が行われ、第1試合は明秀日立(茨城)が東海大仰星(大阪)とのPK戦に6-5で勝利を収めた。エースFW石橋鞘(そう・3年)はPK3番手で強心臓ぶりを発揮。同校OBの兄を超える3回戦進出を決めた。1月2日の次戦は近江(滋賀)と対戦。4年ぶりの出場で過去最高だった2017年大会の8強を超え、史上6校目の夏冬連覇を目指す。
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メンバー20人で1人だけ部活動出身 技術の差を感じるも…神戸弘陵DF岡未來が体現する主将の姿【高校サッカー選手権】
2023.12.31第102回全国高校サッカー選手権は29日、各会場で1回戦が行われ、ニッパツ三ツ沢球技場第2試合で神戸弘陵(兵庫)が仙台育英(宮城)に4-0で勝利し、2回戦進出を決めた。次戦は前橋育英(群馬)と対戦する。DF岡未來主将はベンチ入り20人中で唯一、中学ではクラブチームではなく部活動出身。部活で学んだことを生かしたリーダーシップで、チームをけん引している。
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3年間の大半をBチームで過ごした不屈の男 前橋育英FW織茂誠太郎、初の全国で戦友に届ける雄姿
2023.12.30第102回全国高校サッカー選手権は29日、各会場で1回戦が行われ、ニッパツ三ツ沢球技場第1試合は前橋育英(群馬)が立正大淞南(島根)に3-1で勝利し、2回戦進出を決めた。次戦は神戸弘陵(兵庫)と対戦する。後半29分から出場したFW織茂誠太郎(3年)は、初の全国の舞台で貪欲にボールを追い、ともに過ごした仲間へ雄姿を届けた。
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減少する野球競技人口に侍J・井端監督が願い 小学生と交流「やりたいなという子が増えたら」
2023.12.13「NXグループ×侍ジャパン」による野球教室が10日にNIPPON EXPRESS浦和ボールパークで行われ、侍ジャパンの井端弘和監督、金子誠ヘッドコーチ、吉見一起投手コーチらが約120人の小学生に熱心に指導した。野球初心者の子供も参加し、11月のアジアチャンピオンシップで優勝に導いたばかりの井端監督は「今日をきっかけにやりたいなという子が増えてくれたらうれしい」と期待した。
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幼稚舎から慶応一筋16年、日本一でプロ野球へ 慶大・廣瀬隆太が脱ぐ「人生を変えてくれたユニホーム」
2023.11.21野球の明治神宮大会(神宮)は20日、大学の部決勝で慶大(東京六大学)が青学大(東都大学)を2-0で下し、4年ぶり5度目の優勝を飾った。0-0の8回に押し出しで均衡を破り、なお1死満塁でソフトバンクからドラフト3位指名を受けた主将・廣瀬隆太内野手(4年)が犠牲フライを放ち、追加点。「陸の王者」を秋の日本一に導き、16年間の慶応生活を最高の形で締めくくった。
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松井秀喜さんに「1ミリでも近づきたい」 32年ぶり秋日本一の星稜、志願した主将が目指す「考える野球」
2023.11.21野球の明治神宮大会(神宮)は20日、高校の部決勝で星稜(北信越・石川)が作新学院(関東・栃木)に3-1で勝利し、32年ぶり3度目の優勝を果たした。同点で迎えた8回に決勝の2点タイムリー安打を放った芦硲晃太主将(2年)は、松井秀喜さんを擁した1991年以来の秋日本一に導いた。
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大阪桐蔭って本当に「存在するんだ」 帽子に「魔王」、記者も虜にした関東第一エース・坂井遼の人柄
2023.11.16野球の明治神宮大会(神宮)は15日、高校の部1回戦で関東第一(東京)が熊本国府(九州)に6-2で勝利。17日の2回戦で大阪桐蔭(近畿)と対戦する。5回から2番手で登板したエース・坂井遼(2年)は人生初の全国で5イニング2失点と好投した投球術もさることながら、試合後はそのキャラクターで報道陣も虜にした。