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女性アスリートのメイク批判「気にしない」 容姿報道も経験したホッケー湯田葉月の本音

容姿に言及した報道についても「気にしなくなった」と語る【写真:もろだこずえ】
容姿に言及した報道についても「気にしなくなった」と語る【写真:もろだこずえ】

競技を好きになる入り口は「広ければ広いほうがいい」

 自身もメディアに取り上げられる際、いつも容姿についての表現がつきまとった。『美人すぎるアスリート』。判で押したようについて回るこの言葉に、「なんでそんなこと言われるのか」と思った。

「最初は、『全然、そんなことないし!』とそわそわする感覚がありました。でも、メディアはアスリートに限らず、何かしら美人、美人って話題にする。そのうち、これはメディア側の事情なのかな、と気にしなくなりました。

 プラスに表現してくれていますし、ある時期から『あぁ、そう書かれるんですね。はい、分かりました』という感じで、受け止めています。容姿を貶めるようなことを言われたら、腹が立ちますけどね!(笑)」

 女性アスリートはメディアに取り上げられる際、男性アスリートよりも容姿や私生活など、競技とは関係ない一面をフォーカスされがちだ。湯田はそういった報道があることについて、理解を示す。

「スポーツに興味のない人、フィールドホッケーを知らない人に対し、競技についてストレートに語るだけでは、なかなか魅力を理解して頂いたり、興味を持ってもらえたりはしません。でも、例えばメイクやファッション、趣味などが取り上げられることで、『この選手、メイクが可愛いな』とか『へー、スイーツマニアなんや』というところから、『この選手がやっているフィールドホッケーってなんやろ?』と競技に興味を持ってくれることもある。

 スポーツを、競技を好きになる、応援するきっかけは人それぞれ。その選手の人となりを知ることは、結果として競技や選手を応援する気持ちへとプラスになりますし、入り口は広ければ広いほうがいいと思います」

■湯田 葉月 / Hazuki Yuda

 1989年7月11日生まれ、大阪府出身。中学1年生でフィールドホッケーを始める。羽衣学園中学校、羽衣学園高校を経て天理大学に進学。卒業後、2013年にコカ・コーラウエスト株式会社に入社。コカ・コーラレッドスパークス(ホッケー日本リーグ)に所属する。高校3年時、初めて代表に選出。ホッケー女子日本代表 “さくらジャパン”として14年FIH女子ワールドカップ(オランダ・ハーグ)、16年リオデジャネイロ五輪に出場。今年2月、コカ・コーラレッドスパークスを退団し、4月からオーストラリア・メルボルンのキャンバーウェル・ホッケークラブに所属。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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