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佐々木朗希の「地球上で最も強力な持ち球」 米放送局が160キロ剛速球より絶賛した一球

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本代表の3大会ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。米国で大会を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は、「WBC最大の勝者たち」と題して、印象に残った選手を特集。佐々木朗希投手(ロッテ)も選出され、「キャッチボールをするかのように100マイルを超える球を投げていた唯一の投手」「彼のスプリットはそれ以上にとんでもない」と絶賛された。

侍ジャパンの佐々木朗希【写真:Getty Images】
侍ジャパンの佐々木朗希【写真:Getty Images】

米放送局が「WBC最大の勝者」の1人に選出

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本代表の3大会ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。米国で大会を中継した米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は、「WBC最大の勝者たち」と題して、印象に残った選手を特集。佐々木朗希投手(ロッテ)も選出され、「キャッチボールをするかのように100マイルを超える球を投げていた唯一の投手」「彼のスプリットはそれ以上にとんでもない」と絶賛された。

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 日本が誇る若き才能は、世界に鮮烈なインパクトを与えたようだ。佐々木は今大会、2試合に先発。11日の東京ドームでの1次ラウンド・チェコ戦では3回2/3を投げ、2安打1失点(自責点0)、8奪三振で勝利投手に。米マイアミのローンデポ・パークで行われた20日(日本時間21日)の準決勝メキシコ戦で再び先発。痛恨の3ランを被弾したものの、初回から160キロ超えの速球を連発するなど、4回5安打3失点の力投を見せた。

 そんな21歳の日本人投手を、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は「WBCの最大勝者:どの選手が最も強い印象を残したか」と題した特集の中で紹介。侍ジャパン投手陣の「ほぼすべての投手が最高クラスの打者を相手にできることを証明した」とハイレベルだった点に触れた上で、「しかし、ササキはキャッチボールをするかのように100マイルを超える球を投げていた唯一の投手だった」と指摘した。

 さらに「彼のスプリットはそれ以上にとんでもなく、彼はまだ21歳だ!」と絶賛。米投球分析家ロブ・フリードマン氏がツイッターに投稿した、メキシコ戦での102マイルの直球と92マイルのスプリットで空振りを奪う合成映像を引用し、その凄さを伝えていた。

 また今後については「彼はまだまだ若いため、NPBからMLBへの移籍は早々には実現しないだろう。彼はオオタニと同じように早めに移籍することもできるが、多くの費用がかかるため、時が来るまで待つ可能性が高い。その間ロッテで、地球上で最も強力な武器を持つ投手であることを披露し続けるだろう」と綴っており、今後も佐々木の投球は海外から注目を集めていきそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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