座りっぱなしデスクワーカーが取るべき仕事中の行動「たったこれだけでも血流よくなる」
忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「座りっぱなしの危険」ついて。「THE ANSWER」公式YouTubeチャンネルの動画では、中野トレーナーが提案する「デスクワーカーにぴったりの厳選ストレッチ5種類」を紹介しています。
連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」
忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「座りっぱなしの危険」ついて。「THE ANSWER」公式YouTubeチャンネルの動画では、中野トレーナーが提案する「デスクワーカーにぴったりの厳選ストレッチ5種類」を紹介しています。
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私たちのジムにはIT業界のビジネスマンのクライアントも多いのですが、「腰が痛い」「肩がこる」「疲れが取れない」という彼らに対し、「時々、仕事の手を休めて、少し体を動かすだけで違いますよ」と、よくお話しします。しかし、「仕事の集中力が切れてしまう」「集中していると時間を忘れてしまうので、まめに動くのは難しい」と答える方もいて、「ちょっと動く」ことへのハードルはなかなか高いのだなぁと感じます。
座る時間が多い生活を送っていると、それだけで疲労と痛みを抱える原因になります。
座る時間が長いことは、体を大きく動かす時間が少ないことを意味するので、当然、運動不足です。運動不足による、筋力の低下や体重の増加、そしてスタミナが奪われるなどの理由で、疲れが抜けにくくなります。
なかでも問題なのは、下半身の関節や筋肉を動かさない点。ミルキング・アクション(下半身の筋肉の動きにより血液とリンパ液を心臓へ循環させる作用)が起こらないため、血流が低下。血液中の酸素やエネルギー源が足りなくなります。すると、危機を感じた体は、痛みやコリといった症状によって「SOS」を発します。