バレー男子きょう世界2位イタリア戦 石川、高橋藍の状態は…ブラン監督が見出す勝機「食らいつけば迷い出る」
石川は「相手は僕を狙ってくると思う」
石川は「チームとしても、個人としても求めていたものとは違う結果だったが、予選を突破したことが重要。この後はどこと当たっても力があるチームばかりなので、ここからかなと思う」と予選の3試合を振り返っている。
【注目】THE ANSWERの姉妹サイト、スポーツを楽しむすべての女性を応援するメディア「W-ANS ACADEMY(ワンス・アカデミー)」はこちら!
自身の状態をどう上げていくか。「サーブレシーブを安定させることが一番大事だと思う。スパイクに関して、アメリカ戦は試合に出た1、2セットは決定率が高かったので心配はしていない。まずはサーブレシーブを大事にしていきたい。イタリア戦も相手は僕を狙ってくると思うので、その時にしっかり耐えられるように、パフォーマンスをしていきたい」とまずは守備をポイントに挙げた。
強敵イタリアに対し、「正直どことやっても、準々決勝の難しさは変わらない。イタリアはとても強い国で、こういうチームを倒さないと次に進めない」と臆する気持ちはない。「相手のことより自分たちのベストを毎試合で出していくことにフォーカスしなければならない。サーブレシーブで耐えて、いい状況で関田(誠大)選手が(トスを)上げられるようにすることが勝負の鍵だと思うし、相手のブロックがいいのでハイボールになったときの状況判断を間違えないようにして、常に攻めの姿勢を取れるようにしたい」とした。
ブラン監督は「メダルを獲りにオリンピックにきている。メダルを獲るには決勝トーナメントに進まないといけないが、まずはそれを達成した。ここからの次の3試合、これまで築き上げてきたチームを見せたい。最後に日本らしいバレーができることを期待している」と意気込み、石川も「ここからは負けたら終わりなので、絶対に勝ち切ると強い意志を持って臨むことと、ベストパフォーマンスをすることが重要だと思う。ここにメダルを獲りにきているので、絶対に獲りにいく」と強い気持ちを見せた。
(THE ANSWER編集部)