ロシア選手権のエキシビションで圧巻の演技

　フィギュアスケートのロシア選手権は29日、エキシビションが行われ、出場選手たちがそれぞれ華麗な演技で観衆を魅了した。中でも圧巻のパフォーマンスを披露したのは、エリザベータ・トゥクタミシェワだ。緑のマーチングバンドの衣装に身を包み、独特な世界観での演技が反響を呼んでいる。

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　昨季はキャビンアテンダントに扮したセクシーな演技で話題を呼んだリーザ。今年もまた“らしい演技”で魅せた。マーチングバンドの緑の制服に身を包み、頭にはシャコー帽。まるで楽団の一員になり切った出で立ちで、両手にもったスティックと、マーチングドラムも良く似合う。

　そして途中からはマーチングドラムをシンバルに持ち替える演出も。氷に跪き、さらに大の字になって仰向けに寝転び、氷にシンバルを打ち付けるなど独特の世界観も表現する圧巻の演技で見るものを酔わせた。

　ジャンプはなかったが、トゥクタミシェワの大人の演技には、SNS上のファンからも「美しいねえ」「凄いよ！ぶっ飛んでました！」「日本でも見たい！」「リーザ様が凄いエキシやってる」などと称賛する声が続々と上がっていた。

　競技でもロシアの天才3人娘に次ぐ4位に入ったトゥクタミシェワ。唯一無二の存在感を放つ23歳は、これからも魅了し続けてくれそうだ。