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渋野日向子「なっさけねぇなぁ」と怒った理由 同じ4パット、快挙全英との違いとは

女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で開幕した。前週に国内4勝目を挙げた賞金ランク3位の渋野日向子(RSK山陽放送)は、1イーグル、1バーディー、1ボギーの2アンダーで3位発進。賞金ランクトップの鈴木愛(セールスフォース)はイーブンパーの10位、賞金2位の申ジエ(韓国)は3オーバーの26位とし、5アンダーのテレサ・ルー(台湾)が首位発進した。渋野は逆転賞金女王の懸かる最終戦。自ら弱さに気づき、優勝を狙う。

首位と3打差の3位発進となった渋野日向子【写真:荒川祐史】
首位と3打差の3位発進となった渋野日向子【写真:荒川祐史】

逆転賞金女王のかかる最終戦、4パットに「もうもうもうもう、燃え上がってました」

 女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で開幕した。前週に国内4勝目を挙げた賞金ランク3位の渋野日向子(RSK山陽放送)は、1イーグル、1バーディー、1ボギーの2アンダーで3位発進。賞金ランクトップの鈴木愛(セールスフォース)はイーブンパーの10位、賞金2位の申ジエ(韓国)は3オーバーの26位とし、5アンダーのテレサ・ルー(台湾)が首位発進した。渋野は逆転賞金女王の懸かる最終戦。自ら弱さに気づき、優勝を狙う。


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 注目の賞金女王争い。全英女子オープン女王は、ちびっ子ファンの「渋野ちゃん、ファイトー!」の声援を受けてスタートした。1番をパーで終えると。2番パー5は第1打をフェアウェーの真ん中へ。第2打は左ラフに曲げたものの、第3打はピン手前7メートルに乗せて2パットとした。約1メートルのパーパットはカップの左端からギリギリ入り、ファンのどよめきとともに苦笑い。その後も風でショットに苦しみながらもパーを並べた。

 9番パー5で怒りがこみ上げた。2オンしたが、残り10メートルほどだった下りのイーグルパットはカップまで約2メートル届かず。バーディパットは1メートルオーバーした。返しのパーパットも「しっかり外しました」と苦笑い。4パットのボギーを叩いた。

「気持ち的には怒ってはいましたけど、11番のパー5でしっかり狙えるホールだったのでそこで取り返すしかないと思って、ある程度切り替えてできました」

 痛恨の4パット。思い出したのは快挙を成し遂げた全英だった。優勝争い真っただ中の最終日、3番で4パットのダブルボギー。誰もが優勝を諦めかけたシーンだったが、そこから巻き返して優勝をかっさらった。この日も「あの時より1打いいわと思って(笑)」とプラス思考でカムバック。しかし、同じ4パットでも本人の感覚では大きな違いがあったという。

「全英は強気で打って4パット。今回は弱気で4パットだったので『なっさけねぇなぁ』って思っていた(笑)。どうせならもっとオーバーさせるとか、イーグルパットを入れるつもりで打てばいいのに、凄いショートしちゃった」

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