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井上尚弥はPFP1位になれるか 英番組で議論「彼は最高のボクサー」「しかし、今は…」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム決勝でノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちを収めたWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)。試合を中継した英衛星放送「スカイスポーツ」の番組で、パウンド・フォー・パウンド(PFP)世界3傑と認定する声が上がった。その上で世界最速の3階級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)超えに必要なものを明らかにしている。

井上尚弥(左)【写真:Getty Images】
井上尚弥(左)【写真:Getty Images】

「スカイスポーツ」で井上が話題に…「彼はPFP1位になれるか?」が焦点

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム決勝でノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちを収めたWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)。試合を中継した英衛星放送「スカイスポーツ」の番組で、パウンド・フォー・パウンド(PFP)世界3傑と認定する声が上がった。その上で世界最速の3階級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)超えに必要なものを明らかにしている。


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「ドラマ・イン・サイタマ」と命名された世紀の名勝負は、英国でも話題となっている。英最大手衛星放送「スカイスポーツ」の人気ボクシング番組「Toe2Toe」もWBSS頂上決戦はメイントピックの一つとなった。司会のアンディ・クラーク氏はこうテーマを投げかけた。

「ゴロフキンやカネロの話題をしてきましたが、イノウエです。WBSS決勝のドネア戦は間違いなく凄まじい試合でした。彼はPFPのNo.1になれるのでしょうか? 彼が対峙しなければいけない選手はロマチェンコようなファイターです。PFPの議論になりますが」

 解説者として登場した地元誌「ボクシング・マンスリー」の編集者マット・クリスティ氏は「もちろんです。彼は最高のボクサーになれる。いわゆるPFPです」と即答。モンスターがボクシング界最強格付けの頂点に君臨できると太鼓判を押した一方で、ハードルは存在するという。

「しかし、今というのは難しい。いかに上昇していくか。現時点でPFPでNo.3です。ロマチェンコのような存在をいかに追い抜くのか。階級を上げていくのか? ドネア戦を見たところ、階級を上げ過ぎることは彼にとって賢明な選択ではないかもしれません」

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