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「なす術がない」中国戦を避けるため 日本男子の五輪メダルに“ロケットスタート”必須

格下相手の“ロケットスタート”が必要

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 12か国で争う今大会は、東京五輪会場でテスト大会として行われ、五輪と同じく第1試合にダブルス、第2試合以降にシングルスを最大4試合実施。3チームが4組に分かれ、総当たりで2チームが決勝トーナメントに進出する。


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 今大会、B組の日本は初戦で世界チームランク11位のイングランドに1-3で黒星スタートした。同日に行われた同10位のオーストリアには、3-1で勝利したものの、2連勝のイングランドが1位で突破。日本は2位となり、決勝トーナメントは絶対王者・中国と準決勝で当たる組み合わせとなった。

 16か国が出場する五輪でメダルを獲得するには、世界チームランク上位の日本が格下相手に取りこぼすのは致命傷。大会を通した戦い方を指摘された倉嶋監督は、危機感をにじませながら“ロケットスタート”の大切さを説いた。

「まさにその通り。今回はやられたけど。予選リーグをしっかり勝ち抜いて、全勝で決勝トーナメントに行くというのは、今後の課題の一つ。そういう序盤の戦い方、立ち上がり、まだ会場の雰囲気に慣れていない中でどういう力を発揮できるかも今後の課題です」

 1990年の第1回大会以来29年ぶりの日本開催となった今大会。日本の得点のたびにスティックバルーンが鳴り響き、雰囲気は完全ホームだった。しかし、8大会連続10度目の優勝を狙う中国勢は、淡々と、そして力強く自分のプレーに徹した。日本の“地の利”も関係ないような冷静さ。東京五輪でも同様に戦い抜きそうな強さを見せつけた。

「中国戦まで行けたというのは、一つ評価していいところですし、準々決勝で(チームランク4位の)ドイツにしっかり勝ったというのは、凄くいいものを日本チームにもたらした。五輪まで何が必要なのか分析して進んでいけたら」と倉嶋監督。決勝まで中国と当たらないことも大切。もちろん、中国を倒すために成長を目指すが、足元をすくわれない対策も必要になりそうだ。

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)




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