【米女子ゴルフ】凱旋の山下美夢有「年間1位を目指す」…女王コルダを猛追&史上初の日本勢3連勝へ
米ツアーでは宮里藍以来の1位も現実味
一方で、米ツアーでの年間ポイントレース(CMEグローブポイントランキング)では3位から2位に浮上。1位のネリー・コルダ(米国)にも530ポイント差に迫っている。世界ランキングは4位のままだが、1位コルダ、2位ジーノ・ティティクル(タイ)、3位ユ・ヘラン(韓国)との差は縮まり、日本勢では宮里藍以来の1位も現実味を帯びている。その状況も踏まえ、「1位は意識するか」との問いにこう返した。
「もちろん、1位になりたいという気持ちはあります」
その上で「それよりも自分自身が納得するプレーをすることが大事かなと思います。今は納得できているかと言われれば、あまりできていない。毎週課題と向き合いながら、達成できるようにやっています」と付け加えた。
2週前のBMW女子選手権では、吉田優利がツアー初優勝を飾っており、今大会には史上初の日本勢による3試合連続優勝(2試合連続は過去3度)が懸かっている。2017年から米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗はこの日、「以前は日本人が勝つことは大変でしたが、今では勝つことが普通になってきました。それだけレベルが上がったんだと思います」と実感を込めた。
今季の米ツアー本格参戦者は15人。そのエース格になった山下は、日本勢躍進の理由を問われると、「日本のコースも非常に難しいですし、特にフェアウェーが狭かったり、ラフがすごく長かったりします。ショットの精度が重要になるコースが多いので、そうした中でプレーしてきたことで、日本人選手がたくさん活躍しているんじゃないかなと思います」などと説明した。
会場の太平洋C美野里Cでは、23年のTOTOジャパンクラシックでプレー。気温30度以上だったマレーシアとは一転して、この日の日中は15度前後で「体を冷やさないようにしていきます」と対策も頭に入れている。そして、山下のプレーに期待するゴルフファンに向けて、「ショットの精度だったり、パー5で(バーディー)チャンスにつけられるショットを見てほしいなと思います」と呼びかけた。
歴史を塗り替え続けるヒロインの凱旋プレー。明日5日の初日は、メジャー3勝のミンジー・リー(オーストラリア)、畑岡と同組で午前10時1分にスタートする。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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