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卓球松島へ、中国レジェンド異例の称賛 妨害主張に「抜け目ない」「否定的ニュアンスではない」

中国・北京で今月開催された卓球のWTTチャイナスマッシュは、男子シングルスで世界ランク1位の19歳松島輝空が優勝。WTTツアー最高峰のグランドスマッシュ大会で通算2勝目を挙げた。決勝では観客席のフラッシュによる妨害を主張するシーンもあったが、中国のレジェンドからは警戒とともに称賛も送られている。

松島輝空【写真:WTT提供】
松島輝空【写真:WTT提供】

WTTチャイナスマッシュ

 中国・北京で今月開催された卓球のWTTチャイナスマッシュは、男子シングルスで世界ランク1位の19歳松島輝空が優勝。WTTツアー最高峰のグランドスマッシュ大会で通算2勝目を挙げた。決勝では観客席のフラッシュによる妨害を主張するシーンもあったが、中国のレジェンドからは警戒とともに称賛も送られている。

 松島は決勝で同6位のリン・ユンジュ(台湾)と対戦。4-3(11-7、11-9、7-11、8-11、5-11、11-7、11-9)で勝利した。最終第7ゲーム、10-9と松島のマッチポイントの場面では、相手がサーブのモーションに入った際に観客席からフラッシュがあったと主張。指をさしながら「フラッシュ、フラッシュ」とアピールしたが、審判からイエローカードを提示された。

 苦笑いの松島だったが、次のプレーで得点して優勝。19歳の若き王者に、中国女子で五輪4つの金メダルを獲得しているトウ・アヒョウ氏も「松島輝空は非常に勇猛で、更には一定の経験を積んでいる選手だ」とSNSで異例と言える称賛を送った。

 さらに「彼は非常に賢く鋭い選手であり、プレーも非常に鋭敏だ。まだ19歳と大変若いが、現在すでに世界ランキング1位に位置している。彼は、我々中国の男子選手にとって、間違いなく手ごわい選手だと言える。そのプレースタイルの先進性や着実に積み重ねてきた国際大会での経験が彼にはある」と中国にとって厄介な存在であるとも指摘した。

 決勝で妨害を主張し、イエローカードを受けた場面については「松島は『あ、あそこで妨害が行われたようだ』と声をあげてプレーを止めた。もちろん、それによってイエローカードを食らった。しかし、こうした重要な局面で勇敢にもああした行動に出たあたりから、彼が非常に『抜け目がない(これは純粋に技術的、戦術的な意味であって、否定的なニュアンスの言葉ではない)』というか、試合のルールを最大限に活用しようとする選手だということがうかがえる」と、精神面にも踏み込んで分析した。

 トウ・アヒョウ氏は「それだからこそ、この選手について、我々はしっかりと研究し、真剣に立ち向かう必要がある。中国選手にとって、松島は今後、重要なライバルとなる選手である」と訴えた。中国メディア「中華網」も同氏のコメントを紹介しつつ「これ(妨害の主張)はルールの細部を巧みに利用し、試合のペースを再び手中に収めるための戦術であったのだ」と伝えていた。

(THE ANSWER編集部)



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