卓球日本に敗戦後…中国監督の発言に疑問「なぜ」 母国メディアが落胆した「直視せざるを得ない現実」
愛知・名古屋アジア大会の卓球男子団体戦、チーム世界ランク1位の中国は同2位・日本に2-3で敗れ、銀メダルに終わった。試合後、王皓監督が卓球王国・中国の問題点に言及した。

愛知・名古屋アジア大会
愛知・名古屋アジア大会の卓球男子団体戦、チーム世界ランク1位の中国は同2位・日本に2-3で敗れ、銀メダルに終わった。試合後、王皓監督が卓球王国・中国の問題点に言及した。
中国メディア「紅星新聞」は敗北を受け、王皓監督のコメントを紹介。「残念な結果だったが、3人の選手はみな全力を尽くした。選手には、はやく調子を整えて個人戦に集中してもらいたい」と切り替えを求め、「まずは対戦相手にお祝いを言いたい」と日本を祝福していた。
一方で「このチームはちょうど新旧交代の時期にあり、多くの選手がアジア大会のような総合的な大会に参加するのは初めてだ」とチームの若さに言及。世界ランキング1位の王楚欽は26歳だが、温瑞博は19歳、林詩棟は21歳だった。
続けて、決勝の選手構成については、コーチ陣が総合的に考えたと説明し、「なによりも重要な目標は、若手選手に世界の主要大会で経験を積ませることだった」と述べた。
また同国メディア「ジーボーバ」は「惨敗した後にようやく後継者育成が語られ始めたのはなぜか」との見出しで中国卓球の問題を提示した。試合後、王皓監督が次世代育成を語ったが、これまで劉国梁や孔令輝から馬龍、許昕、張継科といった若手への引き継ぎができていた。しかし、馬龍が一線を退き、樊振東が不在となった今、「王楚欽以外に安定してポイントがとれる2人目の選手が見当たらないという事態に気が付かされた」と分析した。
続けて、「今回、アジア大会8連覇という不敗神話が崩れ去って初めて、『選手層の構造的な欠如』が一部の人の指摘から、誰もが直視せざるを得ない現実へと変わった。いわゆる『新旧交代の重要な時期』は、敗れた日に始まるものではなく、何年も前に、新旧交代のための貴重な時期は過ぎてしまっている」と落胆の言葉をつづっていた。
(THE ANSWER編集部)

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