[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

卓球中国で高まる危機感「非難や不満では解決しない」 日本戦で露わになった課題「1人で…」

愛知・名古屋アジア大会の卓球男子団体戦決勝が24日、スカイホール豊田で行われ、チーム世界ランク2位の日本が同1位・中国を3-2で撃破。1966年バンコク大会以来、60年ぶりに金メダルを獲得した。敗れた中国メディアは自国の課題に言及している。

張本智和(左)と対戦する王楚欽【写真:ロイター】
張本智和(左)と対戦する王楚欽【写真:ロイター】

愛知・名古屋アジア大会

 愛知・名古屋アジア大会の卓球男子団体戦決勝が24日、スカイホール豊田で行われ、チーム世界ランク2位の日本が同1位・中国を3-2で撃破。1966年バンコク大会以来、60年ぶりに金メダルを獲得した。敗れた中国メディアは自国の課題に言及している。

 中国は世界ランク1位の王楚欽が第1試合で同3位の19歳・松島輝空に勝利。第2試合は同15位の温瑞博が同4位の張本智和に敗れたものの、続く第3試合は同8位・林詩棟が同13位の戸上隼輔を下した。だが第4試合、王楚欽が張本にストレート負け。最終第5試合も温瑞博が松島に敗れ、男子団体での9連覇を阻まれた。

 中国メディア「新浪体育」は論評を掲載。「コーチの戦略も誤りではないし、3人の選手のパフォーマンスが異常だったわけでもない。結果には実力がそのまま映し出されていた」と受け止めつつ、男子卓球の課題に触れた。

「中国チームの現在の課題は、王楚欽が1人で重責を負い、肉体的にも精神的にも疲弊していることだ。林詩棟はパリ五輪終了後に一度は世界ランキング1位となったが、その後世界中から徹底的に研究され、対策されて、国際大会で安定性を欠いている」

 パリ五輪金メダリストで中国卓球界のレジェンド樊振東は現在、個人的な意向で代表活動を辞退。「復帰すれば『最強の二枚看板』ができあがる」と期待を寄せつつ、「仮定の話ばかりしてはいられない」と現実に警鐘を鳴らす。

「王楚欽は一身に重圧を背負い、力尽きるまで戦った。彼を非難の的にすべきではない。林詩棟が外国人に弱いことは、一朝一夕に解決できる問題ではない。温瑞博らの新人がすぐに主力として力を発揮できないのは、選手層育成に関する問題だ。王皓コーチの戦略も、苦肉の策であったし、普通の布陣ならうまくいったとも言えない」

 記事は「中国卓球ができることは、敗北を受け入れ、現実を直視し、さらに努力を続けることであり、非難や不満の吐露では問題は何も解決しない」と結んでいた。

(THE ANSWER編集部)


ABEMA

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
ABEMA
JFA
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集