大谷巡る批判は「とても唐突で奇妙」 突如沸いた議論にド軍編成トップも困惑「分からないね」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手を巡り、いわゆる「大谷ルール」の公平性についての議論が米国で熱を帯びている。カブスのクレイグ・カウンセル監督が特別扱いを暗に批判。ドジャースが優遇されているという意見に対して、アンドリュー・フリードマン編成本部長が反論した。

米メディアで言及
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手を巡り、いわゆる「大谷ルール」の公平性についての議論が米国で熱を帯びている。カブスのクレイグ・カウンセル監督が特別扱いを暗に批判。ドジャースが優遇されているという意見に対して、アンドリュー・フリードマン編成本部長が反論した。
議論の的となっているのは、投打の同時出場を可能にする規定や、二刀流選手が投手枠に含まれないロースター上の特例だ。カウンセル監督が、実質的にドジャースの投手枠が一つ増えていることについて「私には理解できない」と発言したと複数の米メディアが報道。「おそらく最も奇妙なルールだろう。たった1つのチームのために存在しているようなものなのだから」と暗にドジャースを批判したという。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「他球団も二刀流ができる選手を発掘することに大歓迎だ」と応戦するなど、大谷ルールの是非が突如、米国を賑わす事態に。カウンセル監督の見解には、フリードマン編成本部長も異を唱えた。
FOX系列の米スポーツメディア「アウトキック」は「ドジャースが、カブスのクレイグ・カウンセル監督による“ショウヘイ・オオタニ・ルールは奇妙だ”という批判に反論」との見出しで記事を掲載。米カリフォルニア州の地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」で、大谷ルールに触れたインタビュー内容に脚光を当てた。
大谷ルールが突然、議論される事態に「分からないね。彼がそれを持ち出す必要があったこと自体、とても唐突で奇妙に感じた」と困惑気味に語ったフリードマン氏。エンゼルス時代にMLBがこの制度を検討した際を遡り、競争面だけで言えば「あまり好ましくない」と提言した事実を回想。それでも大谷ルールを支持した理由は、米球界にとって「ショウヘイ・オオタニが試合に出続けられるようにすることが最も重要だ」との判断からだという。
「つまり、彼が投げた後も試合に残れるという部分の話だ。以前のルールでは、もし彼がマウンドを降りれば、その時点で打者としても試合から退かなければならなかった。しかし私は、球界全体にとって何が最も良いかを考えたとき、ショウヘイがより多く試合に出て、より長くプレーし続けることこそが、この競技にとってもファンにとっても最善だと判断したんだ」
ドジャース有利なルールであるとの批判に対しては「それは確かにアドバンテージではある」とフリードマン氏。一方で「ショウヘイがやっていること、そして彼にできることは非常に特殊なものだ。だからこそ、それは正当に評価されるべきだし、称賛されるべきだ。そして誰もがショウヘイ・ルールを理解しており、2年前には彼を獲得する機会も平等に与えられていた」と訴えた。
大谷を獲得した2023年当時を振り返り「カブスがその過程でどこにいたのか、あるいは当時カウンセル監督がどう考えていたのかは分からないが、もし意見を述べるなら、今ではなくその時点のほうが適切だったように思える」と、改めて疑問視。「オオタニの持つ唯一無二の価値は、投手と打者の両方を高いレベルでこなせることにある。この優位性は、ロースターの制限や規則の有無に関係なく存在するものだ」と、主張していた。
(THE ANSWER編集部)
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