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2位岡慎之助「刺激的な一日でしたねぇ」 最終種目で逆転許す…V6橋本大輝に脱帽「本当に痺れる展開で…」

体操の全日本個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)は19日、男子決勝が行われ、予選1位の2021年東京五輪金メダリスト・橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)が170.114点で優勝。内村航平以来史上2人目の6連覇で、6度目の日本一に。10月の世界選手権(オランダ)の代表に前進した。予選2位の2024年パリ五輪金メダリスト・岡慎之助(徳洲会)との一騎打ちを制した。岡が169.898点で2位、川上翔平(徳洲会)が166.947点で3位だった。

全日本で2位となった岡慎之助【写真:中戸川知世】
全日本で2位となった岡慎之助【写真:中戸川知世】

全日本個人総合選手権男子決勝

 体操の全日本個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)は19日、男子決勝が行われ、予選1位の2021年東京五輪金メダリスト・橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)が170.114点で優勝。内村航平以来史上2人目の6連覇で、6度目の日本一に。10月の世界選手権(オランダ)の代表に前進した。予選2位の2024年パリ五輪金メダリスト・岡慎之助(徳洲会)との一騎打ちを制した。岡が169.898点で2位、川上翔平(徳洲会)が166.947点で3位だった。

 五輪王者対決を制した。17日の予選で85.582点をマークした橋本を、2位の岡が0.683点差で追う形で迎えた決勝。1種目目の床運動で、橋本が着地で尻もちをつき12.933点と得点を伸ばせず、逆に13.900点で予選より伸ばした岡が逆転し、0.284点リードした。岡は2種目目のあん馬、3種目目のつり輪も安定した演技で、橋本を突き放す。0.951点差をつけて後半戦へ。

 しかし、4種目目の跳馬はそろって大技「ロペス」に挑戦し、着地で乱れて13.933点だった岡に対し、ほぼ完璧で14.600点だった橋本が一気に0.284点差まで詰めた。続く平行棒も橋本が14.533点の高得点を叩き出し、14.433点だった岡との差は0.184点差に。そして最終種目、得意の鉄棒で15.000点をマークし、逆転した橋本が6連覇を達成した。優勝が決まると、歓喜のガッツポーズ。「危なかったぁー!」と安堵の声を漏らした。

 激闘の末、悲願の初優勝を逃した岡は「いやあ、刺激的な一日でしたねぇ」と第一声。「本当に痺れる展開が続いた。最後は良い演技で締められたのは良かったけど、着地が(決まらず)もったいなかった」と振り返り、橋本に脱帽した。

「点数、順位は気にせず、今できる最大100%を出すためにどうするかを1種目1種目考えていた。まだ思うようにいかないところも出ているので、感覚とのズレがある。5月のNHK杯までに修正したい」

 跳馬ではかつて大怪我をした「ロペス」に挑戦し、成功させた。「少し怖さはあるけど、試合で予選から跳べている。もう跳べるのは分かっているので、あとは怖さに勝って、良い着地ができるかが今後大事になってくる。(成功は)自信にはなっている」と手ごたえもつかんだ様子だった。

 24歳の橋本は2021年東京五輪で個人総合、鉄棒と2つの金メダル、団体では銀メダルを獲得。24年パリ五輪の団体では、エースとしてチームを金メダル奪還に導いた。22歳の岡はパリ五輪で団体、個人総合、鉄棒と3つの金メダルを獲得。国内では、日本代表最終選考会として行われるNHK杯では連覇を果たしているものの、この大会での優勝はなかった。昨年は、決勝最終種目の鉄棒で逆転されて初タイトルを逃していた。予選後、「大輝くんの6連覇を止めてやりたい」と強い思いを口にしていた。

 今大会は10月の世界選手権2次選考会を兼ねて実施された。男子の代表は5枠。今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯の成績で代表が決まる。

(THE ANSWER編集部)



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