待望の今季1号に米ファンも喝采

　米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が13日（日本時間14日）の敵地ツインズ戦に「3番・DH」で先発。3回の第2打席で待望の今季1号が飛び出した。右肘靭帯再建手術から復帰6戦目での一発は429フィート（約131メートル）の特大弾。この日は3打数2安打2打点でチームも5-4で勝利した。MLBは公式ツイッターで特大の1号アーチを動画付きで速報。ファンからは称賛の声が続々と上がっている。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

「ビッグフライ！　オオタニサン！」

　待ち望んでいた瞬間だ。1点を追う3回、無死三塁で大谷の第2打席。3ボール1ストライクからの5球目。右腕・ベリオスの真ん中付近の93マイル（約150キロ）のファストボールを完璧に捉えた。打球は中堅バックスクリーン左に飛び込む、飛距離約131メートルの特大の逆転2ランだ。

　昨年9月26日のレンジャーズ戦以来、229日ぶりの今季1号。MLBは公式SNSで動画付きで速報すると、ファンも待望していたシーンに喝采を上げている。

「なんて素早くスイング」
「ショータイム」
「彼はMVPになるべき」
「カムバック・プレーヤー」
「日本人選手はサムライのように高潔で上品に駆ける」
「なんてショット」
「オオタニはビースト」
「最高！　こういうシーンが見られてうれしい!!!」
「彼がピッチャーであることは未だに驚き。こんなパワーを持っていて、いとも簡単そうにやっている」

　9回の第5打席でもライトへシングルヒットを放ち、復帰後3度目のマルチ安打をマーク。2四球も選び、4打席で出塁した。大谷復帰後、出場試合では5勝1敗とチームに貢献している。