ベッツが不満露わ、LA実況席も困惑「何が起こっているんだ」 微妙判定は「間違いなく離れている」204勝右腕が断言
米大リーグ・ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地セントルイスのカージナルス戦に7-3で勝利した。先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ねたが、2回攻撃中に微妙な判定があった。LA実況席からは「何が起こっているんだ」と困惑の声が漏れた。

敵地カージナルス戦
米大リーグ・ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地セントルイスのカージナルス戦に7-3で勝利した。先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ねたが、2回攻撃中に微妙な判定があった。LA実況席からは「何が起こっているんだ」と困惑の声が漏れた。
その判定は、ドジャースが3点を先制した2回2死三塁の場面だった。ベッツが二遊間に小フライを放った。追いついた遊撃手はワンバウンドで捕球し、1回転しながら一塁へ送球。少し逸れたが一塁塁審はアウトとコールした。ベッツは不満そうに手を広げ、ロバーツ監督もチャレンジを要求。しかし判定は変わらず、追加点とはならなかった。
ドジャース選手らが不満を露わにした微妙なプレーを、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継でも言及。実況のスティーブン・ネルソン氏はダグアウトにチャレンジの合図を送るベッツを見つつ「彼はセーフだと思ったようです」と状況を説明。ドジャースの元エースで通算204勝をあげている解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「足は間違いなくベースから1.5インチほど離れています。彼の長いスパイクが……」と断言した。
しかし、判定は変わらずアウトに。ネルソン氏は「I am sorry、What!?」と困惑。ハーシュハイザー氏も「何が起こっているんだ」と判定が信じられない様子だった。続けて「彼ら(審判団)は足が離れる前にボールがグラブに入っていたと言っているようですね」と判定が変わらなかった理由を伝えた。
(THE ANSWER編集部)