那須川天心が追悼、長嶋茂雄さんは「文化を作ってきた人」 尊敬の眼差し向け「そういう人に僕も…」
ボクシングのWBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)が6日、都内で取材に応じ、3日に肺炎のため89歳で亡くなった長嶋茂雄氏について思いを口にした。

那須川天心が取材対応
ボクシングのWBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)が6日、都内で取材に応じ、3日に肺炎のため89歳で亡くなった長嶋茂雄氏について思いを口にした。
那須川は8日に東京・有明コロシアムで、WBA同級6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)と同級ノンタイトル10回戦で対戦する。6日に行われた会見後に取材対応。プロ野球の巨人で選手や監督として活躍した長嶋氏について問われ「野球詳しくない僕でも知っている。ということは、世の中誰でも知っている人なんだなと思う」と述べた。「そういう人たちって、競技だけじゃない。カルチャーを作ってきた人」と尊敬の眼差しを向けた。
ボクシングに向き合う姿勢として、自身のテーマを「宿命を燃やす」と掲げている。会見では「自分の宿命は戦うこともそうですけど、皆を熱狂させること」と説明。メディアの露出も多い中で「自分のためだけに格闘技をやっていない」と言い切った。「ボクシングという部分にプラスしてのエンターテインメント性とか文化を作ることを意識している。(長嶋氏が)亡くなって悲しい気持ちはありますけど、そういう人みたいに僕もならないといけない」と強調した。
(THE ANSWER編集部)