本拠地メッツ戦

　米大リーグ・ドジャースは5日（日本時間6日）、本拠地でメッツと対戦。ウィル・スミス捕手が6回表に大ピンチを救う好守を見せた。ニューヨークの実況席からは「Wow……」とため息が漏れた。

　相手のスキを見逃さなかった。3-4とリードされて迎えた6回、1死二、三塁の場面だった。3番手のウレーニャがマクニールを空振り三振に斬って2アウト…と思いきや、飛び出していた三塁走者マルテを見ると、捕手のスミスがすぐさま送球。三塁で刺して3アウト、大ピンチを救った。

　このプレーに米ニューヨーク州地元局「WPIX」の実況席はガックリ。実況のゲーリー・コーエン氏が「空振り三振から三塁でマルテもアウトに！　イニング終了です！　マクニールが高めの球で三振に倒れると、スミスが三塁でマルテを刺しました。マルテは塁からかなり離れていましたね」と走者のミスを指摘。解説のキース・ヘルナンデス氏は「Wow……」と落胆。心の声が漏れたようにぼやいた。

　ドジャースは8回にコンフォートの適時打などで3点を奪い6-5で逆転勝ち。試合前まで防御率0.68のギャレットを攻略した。失点を許さなかったスミスの好プレーが勝利を呼び込んだ。