大谷にしては珍しい打席「全くもって…」 あまり見ない「139.9」にLA実況席「ギリギリのライン」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席で中前打を放ったが、大谷らしからぬ珍しい当たりに実況席も「全くもって強打ではなかったですが…」と反応している。

本拠地メッツ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席で中前打を放ったが、大谷らしからぬ珍しい当たりに実況席も「全くもって強打ではなかったですが…」と反応している。
ボテボテだった。4点を追いかける3回1死一塁で打席を迎えた大谷。2球目のシンカーに詰まらされるも、一塁側に寄っていたシフトの間を突くような形でセンター前へ抜けた。今季4打数無安打4三振と苦戦していたメッツ左腕ピーターソンから本日初ヒットとなった。
完全に打たされながらも抜けたラッキーな一打。速い打球速度で知られる大谷にしては珍しく86.9マイル(約139.9キロ)だった。米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏が「全くもって強打ではなかったですが、守備の穴を突きました」と紹介。「この打球は、(二塁手が)わずかに届かないギリギリのラインでしたが、それで十分です」とチャンスを広げる一打に納得の様子だった。
チームは大谷の安打でチャンスを広げると、ベッツ、スミスの適時打などで3点を返した。
(THE ANSWER編集部)